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自分と向き合うために必要な考え方

無意識に自分のことを追い詰めてしまっているな、と思うことがよくある。

評価と向き合おうとすると、他人の目ばかりを気にしてしまうようになり、常に相反する引っ張り合いが行われてしまう。

目の前の物事に対して一々正解か、不正解かを考えてしまう。そして正解だけを選ぼうとしてしまう。でもそもそも正解は存在しない。
それは擦りガラスの向こうに自分自身を投影しているようなものだ。

もう少しライトに物事を考えた方がいいこともある。

最近こんな記事を読んだ。

自分という人間は、「言わない」までも含めて自分なのだ。「○○についてこう思っているけれど、誤解を招きそうなので言わない」は、本音を隠しているのではないし、自分に嘘をついているのでもない。
誰かに口を封じられるようにして「言えない」のではなく、能動的に、自分の意思で「言わない」を選んでいるのだ。だって、「言う」を選ぶ人だっているんだもの。そしてぼくは、それを選ばないんだもの。

「思う」について思うこと。

「何を話せるかが知性・何を話さないかが品性・どう伝えるかが人間性」だと思う。
時に自分自身が悩んでしまうのは、「出来事(事実)」と「考え方」とそれに伴う「結果」の過程の中で、「不合理な考え方」をしてしまうからかもしれない。

論理療法では、「イラショナルビリーフ 」「ラショナルビリーフ」という用語がある。
「イラショナルビリーフ 」は、「○○すべきである、○○でなければならない」といった非合理的な信念のことを指す。非現実的な思い込みや粘らない思考、過剰な悲観がこれにあたる。
「ラショナルビリーフ」は、合理的な考え方、現実的な考え方、柔軟な考え方のことを指す。

イラショナルビリーフの思考が常態化してしまうと、感情の振れ幅が大きくなり、常に不安定な状態に陥ってしまう。
そのため、ラショナルビリーフの考え方を見につけて、物事を現実的に把握し考えることでメンタルヘルスの安定に繋がる。

気持ちが落ち込んだり、苦しくなった時に、単純に「病んでる」「疲れてる」と言った1種類の言葉だけで示すのではなくて、根本にある原因を見直して正しい認知に持っていくことが、私が私と向き合うために、大切なことだと思う。

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