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術後の話

さて、退院後の話



とにかく入院期間が短くて

麻酔が切れる⇒寝る⇒退院

くらいの感覚なものなので、ほんとに全身麻酔だったら麻酔覚めたら即退院じゃない?くらいの感じの手術だったのですが

意外と身体はそうでも無かったようで



半身麻酔のせいなのか手術のせいなのかわからないが
翌日足湯まで歩いて30分くらいなのでゆっくり歩いてみたが腹痛が


しばらく湯船に浸かれないけれど、ちょうど寒くなってきた季節だったので、と思ったのだけどもゆっくりの歩行でもお腹いっぱいにして全力疾走した時に似たような腹痛が


そしてとにかく眠い

9時間とか普通に寝てしまう
起きていられない

恐れていた頭痛も出てきた

元々ストレートネックの頭痛持ちなので寝起きなど具合悪い時もあるけれど
明らかに膨張するような、こめかみのあたりが圧迫されるような頭痛がする


これは処方されたカロナールをのむべきなのだけれども、しばらくは抗生剤も飲まなければいけない

腸内環境死ぬな、と思っていたので、これ以上負担を増やしたくないためギリギリまで我慢した



仕事には術後5日目から出社したが
頭痛とデスクワークの相性は悪く、頭痛が思ったより辛かった




あとは、術中や点滴(針嫌い)の際に緊張していたのだろうか
とにかく肩まわりや首の付け根がいつにも増して緊張でバリバリだった

これはどこかでマッサージに行かないと…


本当に、自然なことでは無いんだなと改めて思った
休むことが難しい現代人だけれども
たとえ身体の中のたった少しの肉をえぐるだけでもこれだけ負担がかかる

眠気が抜けるのに2週間
頭痛は1ヶ月間近く


死ぬまでにもっと大きな病気をすることもあるだろう
胃を取っちゃった、腎臓はんぶんしかない
言葉で聞くとイマイチ実感ないが、その時体にかかった負担は相当なものだ
心だってそうなはず



今回はそういうことを学んだんだ
ということにしておく


あと、自分が死ぬ直前になったら何を思い出すのかということ

今のところ、小学校の頃、学校帰り、あと少しで家に着くところ
なぜかあの頃、一直線に家に向かった
一瞬でも早くと思っていた
別に家に帰って何かあるわけでもないけれど
でも今思えば欠けたものが無いように思える


この風景なんだなということ


いつか書き換わる事があるのだろうか、と思う

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