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コンテンツ制作集団Pomaloが、本腰を入れてnoteに取り組むことにした理由

はじめまして。Pomalo(ポマーロ)株式会社です。

ご存知の方がいたら、超希少です!

わたしたちは、2016年に、企画編集力とデータ知見を武器に起業しました。

創業から9年も経つというのに「ポマロ? ポマーロ? 会社名の呼び方がわからない」とさんざんなうえに、「何をやっている会社?」と言われ続け、すでにスタートアップとはいえない年数に突入し、危機感を覚え、このたび公式noteに本腰を入れることになりました。

なぜnoteかというと、

自分たち以外の会社のコンテンツを編集企画するわりに、自分たちの会社のことは9年間ほったらかし状態。まさに、「紺屋の白袴」「医者の不養生」とはこのこと……。

知見も、実績もたまっているのに、どこにもきちんと発信をしていないからだと思い、ここらでひとつ、丁寧に長文で伝えないとよくわからないかも!と思ったのが理由です。


このnoteでは、わたしたちの簡単な紹介と、どのようにしてnoteに向き合っていくかについて書きました。スタンスを表明することで、書き続けていく上で自分たちへの指針にもできればと思っています。

すこし長くなりましたが、ご覧ください。


私たちはちょっと変わったコンテンツ制作集団です

撮影風景。ディレクションも仕事です

とはいえ、初めての企業紹介ページ。
わたしたちPomaloを頑張って、ちょっと格好よく説明すると「心が動くコンテンツ」を企画編集し、どう心が動いたかを数値で解明したいと思っている会社です。
 
ではどこでそれをやっているのかというと、ファッションブランドやライフスタイルブランド、メーカーといったさまざまな企業のオウンドメディア内で行っています。

単純に、コンテンツをつくる編集プロダクションと言えればわかりやすいのですが、大きな違いは、数値やデータを分析&考察し、的確なターゲティングやセグメント化を行い、マーケティング戦略を元に、コンテンツを制作。

さらにはそのコンテンツが、読後にユーザーの気持ちをどう動かしたかを考察すべく取り組んでいる、説明が非常に面倒くさ〜い会社です。

超文系と超理系が集まって超面白い文化祭を開催しようとしている会社

その面倒くささの理由は、会社に大きく分けて2つのタイプが共存していることに所以します。
 
ひとつは、心が動くコンテンツづくりに取り組んでいる右脳タイプの集団。
もうひとつは、マーケティング思考をもちながら、数値を取り扱う左脳タイプの集団。

いわば、両極端な文系と理系の人間がひとつのクラスに入り混じり、言語の違いを克服しながら、文化祭を成功に導いているような感じに近いかもしれません。

お互いの脳みその中身を知る意味で毎月開催される社内イベント「うさうさ会」(右脳と左脳の頭文字からとった会)の風景

「心が動くコンテンツづくり」は、ひと昔前は雑誌を中心とした領域で行われていました。

その頃、面白い企画や心が動いた企画の評価指標は、各号の売り上げ部数から割り出す読者アンケートハガキの集計枚数(%)や、アンケート内容の結果で計っていました。

また雑誌の巻末ページにあるお問い合わせ電話番号一覧を見て、服や商品の問い合わせがあるかないかで、雑誌の人気を図っていた時代でもありました。

今思えば、その結果はとても感覚的で曖昧であり、読者が本当にそのテーマやコーディネート、アイテムに心が動いたかどうかを計り切ることは不可能に近いものでした。

言葉にしづらい感覚とクセモノの数字に、日々向き合っています

そこから10数年。時代が変わり、コンテンツはデジタル配信へ移行。メディアは、雑誌という枠組みを超え、企業が自分たちで発信できるように。

発信が簡単になったぶん、自分たちの世界観を雑誌のように一冊で表現することは不可能になり、1コンテンツの中に世界観や面白さ、共感ポイントを凝縮しなくてはいけなくなりました。

代わりに、セッション数、ユニークユーザー数、コンバージョン数、滞在時間、フォロワー数、リポスト数……など、どれだけその記事が見られたか、支持されているかといった数字やデータが見える化され、評価指標が明白に出せるようになりました。

しかし、しかしです。

この数字こそがクセモノ

データ化された数字たちが、果たして本当に人の心を動かしたのか、面白いと思ったかの証となるのか?

セッション数が多いからといって滞在時間が短ければ、面白いコンテンツだとは立証できない。

プロの編集者が見て良質なコンテンツだと思うのに、イコール、エンゲージメントが高くなるとは限らない。

ユニークユーザー数やフォロワー数が少ないからといって、必ずしもエンゲージメントが低いとも言い切れない。

数字をどう捉え、どう読み解き、心のドライバーを動かすコンテンツづくりができるのか−−そんなデジタル時代の「コンテンツづくり」と「広め方」、「分析」を、右脳と左脳、ときには両方向から入り乱れて生み出しているのが、Pomaloという会社なのです。

この公式noteでは、

・右脳視点で考えるコンテンツづくり
・左脳視点で捉えるコンテンツ成果
・コンテンツの広め方やデジタルマーケティング戦略の立て方

といった大きな3つの柱を軸に、考え方や成功&失敗事例や過去のアプローチ方法……などを、Pomaloのコンサルティング部5名(いまのところ)が不定期で発信していきます。

あ、頑張って2週間に1回→1週に1回配信ができるようになることが目下の目標です。

半年後にフォロー300!? まさかの無茶ぶりが降ってきた

会社の頭脳とも言えるコンサルティング部で、日々の業務にプラスオンで始まったnoteプロジェクト。
しかも左脳3名、右脳1名、中間1名という、文章を書くことにまったく慣れていない(というよりビビっている)メンバーが大半を占めるなかで、CEOから「やるなら半年でフォロー300を目指せ」と無茶ぶりされ、右往左往しながら編集会議を毎週開催しています。

余談ですが、笑ったのは初回の編集会議。

のっけからnoteのPV数とスキ、文字量とスキ数の関係など、数値データを分析した結果を発表した者、「そんなことより書きたいことって何?」と感覚で発言する者がいて、右脳左脳が入り乱れた会議になったあたり、まさにPomaloっぽいユニークさだなと思って笑ってしまいました。

右脳と左脳、なんとか楽しげにやってる編集会議の様子

右脳好みの回、左脳好みの回と、もしかしたらPomalo公式noteは一見バラバラに見えてしまうかもしれませんが、続けていくうちに目線を少しずつ合わせて、「なんだかこの会社が見えてきたぞ」と思っていただけるようになればと思っています。


成長を見守る意味でも、よければ、応援してくださると嬉しいです。
というか、ぜひ応援してくださいっ!半年でフォロワー300に到達しないと、コンサル部は一家離散状態になってしまいます(←泣き落としです)。

こんな会社ですが、どうぞ末長くよろしくお願いいたします。

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