見出し画像

成績が上がる子・親の特徴※募集再開

世の中にまったく同じ人間は存在しませんが、今まで指導してきた子(親)には、ある傾向が見られました。

今回は「成績が上がる子・親の特徴」をご紹介します。

【子の特徴】

①素直である
②正しい生活態度が身についている


【親の特徴】

①子と適切な距離感で接している


それでは、具体的に説明いたします。

→子①「素直である」

※画像は駿台中学生テストの結果です。

年間4回受験して、全ての回で偏差値70以上、素晴らしい成績です。この子はどんな子だと思いますか?実は日本人ではありません。外国人だからこそ、私の指導をあるがままに素直に受け入れて、この成績を取りました。ちなみに第1回の受験までに指導した期間は3ヶ月です。素直であることが重要であると改めて実感させてくれた子です。


今更、私が語るほどのことではありませんが、まずは指示通りに動いてもらわないことには何も始まりません。「信じよう」と生徒に思わせられない講師の質の問題もあるので、塾の看板ではなく、「講師の当たりはずれ」で成績は決まってしまうことが多々あります。

さらに、「中途半端にできてしまう子」※志望校のレベルには届いていないが、同学年全体の中では成績が上位であるという意味。 そのような子は「講師の指示に従わない」傾向にあります。「自力では志望校合格に届かない」という状況を客観視できていない謎の自信=過信を捨てることができないため、成績は頭打ちになってしまいます。

【改善策】
客観的な根拠を示して、諭しましょう。

素直でない子の親や、そのような子の成績を伸ばせない講師に共通する点は、「主観的に怒っているだけ」というところです。自分の怒りを子どもたちにぶつけるだけの大人の言うことなど、子どもたちは信じられるはずもありません。

・私の指導法

志望校合格に必要なデータ(勉強法・模試の結果等)を日々蓄積しているので、それを使って「今の自分」を客観視させる。模試の結果などの「本物のデータ」を見せてあげれば案外素直になるものです。私の生徒の日本一の結果を見せて、「私は君を日本一までにはしてあげられるよ」、「世界一になる方法はまだ分からないけど(笑)」と言うと、たいていはすぐに解決します。

→子②「正しい生活態度が身についている」

具体的には、

・挨拶をする
・相手が聞き取れる音量で話す
・話を聞くとき、話すときに相手の顔を見る
・遅刻しない
・宿題を忘れない
・相手が読める文字を書く

最低でも小学生の間には身につけておきたい当たり前のことばかりです。どれかひとつでも欠けている子の家庭には、高確率で何かしらの問題があります。前項の「素直である」ことも含めて、「親のしつけがすべて」であると言っても過言ではないと思います。

挨拶なんて当たり前でしょ?と思われるのはもっともだと思います。しかし、成績の良い子は、授業後に「ありがとうございました」と 必ず 言ってから帰ります。私も授業料をいただいて指導しているので、こちらがお礼を言われることには毎回驚かされます。しみじみと、「親のしつけだなぁ」と感じます。

【改善策】
まずは自分(親)の生活態度を改めましょう。

前述の「家庭の問題」とは「親の問題」です。聖人になれ!とは申しませんが、子が「信頼できる」大人になってください。自分ができていない、やろうともしていないことを、子どもにさせるのは無理があります。子は親の背中を見て育つものです。子の問題は親の問題そのものです。まずはご自身を客観的に見る努力をしてください。

・私の指導法

家庭での「しつけ」の問題に我々が関与できることは限られています。私は、カリキュラムを工夫することで、生活態度に問題がある子の成績も伸ばしています。詳細は「国語で全国1位になる方法」で触れています。要は、生活態度を改めないと周りに置いていかれるような仕組みを作ればいいのです。否が応でも自分を客観視させる仕組みです。

「子どもには無限の可能性がある」これは良くも悪くもという意味ですよね。何者にもなれるということは、何者にもなれないこともあるということです。

私はどちらの可能性も信じています。そして、どのような子であっても「必ず合格に必要な成績を取らせる」とういう信念を持って毎日を過ごしています。

→親①「子と適切な距離感で接している」

今回のすべての項目に共通する内容にお気づきですか?それは、親も子も「自身を客観視する」ということです。つまり、現実を「あるがまま」に 見よう とすることです。

特に、親から子への視線は「主観的」になりがちです。当たり前ですよね!子に期待しない親はいませんし、そのぶん失望もします。「期待」「失望」という親の気持ち=「主観」そのものですよね。

成績が上がる子の親は、そんな「主観的」な視線を、できるだけ「客観的」にするために、子と適度な距離を保っています。

したがって、子に叱ったりアドバイスをしたりするときも、冷静でいられるのです。先ほども述べたとおり、自分の怒りをぶつけるだけの大人の言葉など、子どもには届かないものです。

もちろん人間ですから、主観的な部分はあり、気持ちにまかせて衝突することもあります。そうしたほうが良いときもあります。しかし、これもバランスの問題で、主観に偏りすぎると悪影響が多くなります。よく言われますが、「熱いハートを冷静な頭でコントロールする」ことが物事を思い通りに運ぶ最善手ではないでしょうか。

塾に通わせるというのは、子も親も「客観的」な視点を持つきっかけになるのは疑いようもありません。せっかく塾に通わせるのであれば、そのきっかけを利用しましょう。塾に通っていなくても、同級生に話を聞く、ネット等で取捨選択しながら情報収集していくことで、視野は広がります。

【まとめ】

・ありのままの現実を広い視野で見てみよう!

※ありのままの現実には当然「あなた」も含まれます。

自分に「都合の悪い」と思う現実には、生活を豊かにするヒントが多く隠れています。「嫌だな」「面倒だな」と思ったことこそ、分析してみましょう。

※オマケ※

論説文でよく使われる「対比」の考え方で、物事をシンプルに理解できることがあります。

「勉強ができる子」のマネをするよりも、「勉強ができない子」のマネを しない ことの方が簡単ではありませんか?コインの表裏のようなもので、反対にしてみると突然よく見えるようになるということが、世の中にはあふれています。

今回も、特に子②「生活態度」の項目で触れた具体的な態度は、そのまま反対にひっくり返せば「成績の上がらない子」の特徴です。

だから、「嫌なこと」の裏には「良いこと」が隠されているんです。人間はとかく「都合の悪い」ことを避けてしまいますが、そのようなことに目を向けることで、人生の学びのチャンスは2倍になります。

私の授業では、こんなことを話しながら生徒たちにも実践させているので、駿台偏差値40台→70台ということも、生徒たちは軽々とやってのけるのです。人生はいくらでも変えられます。「変えよう」と思い、一歩だけ踏み出す勇気があれば。

夏期スタート受講生募集要項(高校受験コース)

3月スタートの受講生のうち5名は、この4ヶ月で早慶附属高校の合格者平均点を優に超える実力をつけました。今後のサポート頻度は下がりますので、新たに夏期スタート生5名を募集いたします。  
残り4名(7/7)
 残り3名(7/11)


➀初回講座
対面で、国語の勉強方法・問題への向き合い方をお伝えします。


➁通常講座
オンラインまたは対面で通常講座を実施します。
※初回講座を受けた方のみ

→早い子だと3カ月程度で駿台偏差値70を超えます。勉強方法を理解し、成績が安定した時点で受講を終了していただいてかまいません。または、月に1回の授業等、頻度を下げるという選択肢もあります。

【各講座概要】
➀初回講座
(内容)
国語の勉強の仕方・成績の上げ方をすべてお伝えします。

(時間)
3時間
→問題を解きながらの指導2時間30分・お悩み相談30分

(参加者)
生徒 ・ 保護者(1名)
※保護者様の参加は必須です。

(場所)初回講座は必ず対面で実施します。
ご自宅 または 都心の貸会議室

※ご自宅の場合は、交通費に加えて、移動時間に応じた以下の料金が発生します。
 →1時間につき5,500円(税込)

(料金)
49,500円(税込)
※保護者様の追加は1名様に限り、追加料金11,000円(税込)で承ります。


➁通常講座

(受講形態)
オンライン または 対面【ご自宅・貸会議室】

(時間)
オンライン・対面、どちらも 1時間~ 承ります。

(料金)
1時間 11,000円(税込)

※対面の場合は、移動時間に応じた以下の料金と交通費が追加されます。
→30分 5,500円(税込)
東京23区(城南エリア)から移動します。
貸会議室利用時は貸会議室の利用料金も追加されます。


【ご連絡方法】

chihuatailp@gmail.com

にご連絡ください。

※※ ご注意 ※※
講座の受講・料金をお支払いいただく前に必ずオンライン面談を実施します。(15分程度)

時間は有限です。結果の出ない方法は、今思い立った瞬間にすぐに変えましょう。私がそのお手伝いをいたします。皆様のご応募をお待ちしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?