見出し画像

26.11年前の中古の液タブとの出会いから今まで

今まで自分のお仕事ツールについてお話してきませんでしたが、
今日は私が長年愛用している液タブをご紹介します。


普段仕事で愛用しているwacomの液タブ



こちらは2013年に発売されたwacomの液タブです。
ええもう11年前の商品なんですよ…それでも現役で活躍しています。
私が中古で購入したのが6年ほど前になるので、最初の5年は誰かに使ってもらい、残りの6年は私が使っている液タブです。
当時中古で約3~4万した記憶があります。
今はアマゾンで新品しかないようですが、一周回って逆に高額ですね。びっくりです。。



以前家電量販店のスタッフさんにタブレットを支えるスタンドが欲しくて、今持っている液タブの説明をしたら、「え!懐かしすぎる、そんなのあった気がするなあ…」と驚かれたものです笑

付属のスタンドを今も使っているのですが、描いている途中にスタンドがパタッと倒れてしまうので、左手で支えながら描かないと安定しないんですよね…そこだけが悲しい。
結局新しいスタンドを購入するか一時は考えたのですが、いつか新しい液タブを購入するしなあと思ってからもう3年近くになります…笑

個人的にはパソコンと連動できるワイヤレスのタブレットが欲しくて、wacomからいつか出るだろうし、今のタブレット使えるからとりあえず待っておこうって感じで現在に至ります。
ipadも一時は考えていたのですが、wacomのタブレットに慣れ過ぎてしまっているのと、どこでも描けるipadを買ってしまったらオンとオフの切り替えができなくなるかも、と思いまだ購入していません。
パソコンから離れてリビングに移動してもまだ仕事しているような感覚になってしまいそう、という感じです。
それでもipadがあれば便利なことも沢山あるのも分かっているので、いつか購入したいなとは考えています。


前置きが長くなりましたが、いよいよ本題の買ったわけについてです。

こちらを中古で安く買った理由は、当時まずは絵の世界にもう一度触れようと思ったからです。そのための手段として高額である理由はなかった。


まずは子どもの頃のように「描く」ということを経験したかった。
当時最初からプロのイラストレーターになろう!と意気込んでいたわけではなかったのです。
イラストレーターという職はとても厳しい世界。それはなる前から分かっていました。だからこそ最初から何十万と投資する勇気はなかった。


何十万の立派な液タブを買おうが、安い中古の数万の液タブを買おうが結局絵で勝負の世界なんです。


「弘法筆を選ばず」なんて言葉がありますが、結局技量が優れている人って高級なものでなくても安い物でも勝負できるし、能力を発揮できるんですよね。

特にそれを感じさせられた動画をここでご紹介したいと思います。

もうご存じの方もいるかと思いますが、水彩画家の柴崎春道先生です。
とても穏やかな人柄の方で、見ていてとても癒されるおじいちゃん先生なんですが、とにかく凄いので見てみてください(語彙力)


もちろん高い物には理由があって、それ相応の利便性もあるし、かける価値のあるものも沢山あります。
私は以前中古で3万くらいで購入したパソコンを使用していましたが、絵を描くときに読み込みなどの遅延もひどいし、容量も足りな過ぎて、その後パソコンは流石に10万くらいで新品を購入しました。それまで仕事でコツコツ貯めてきた分を投資できたので、達成感がありましたね。


安いもの、高いものそれぞれにメリット、デメリットがあって要は自分に合うかどうかが一番大事じゃないかなって思います。
たまたま私にとってはこの中古の液タブがフィットして、何年も使い続けられた。でも安いものに固執し続けるのもよくないなって思うこともあります。やはり高くて質が良いものも世の中には沢山あって、買うべきタイミングも逃してはならないと思うのです。後から買えばよかったなんて後悔したこと私も何回もありますしね。。笑

とはいえこの液タブももう11歳なわけで、そろそろ新しいものを購入して、快適にお仕事したいななんて思うこともあります。
この液タブは欲しい!と思うものに出会ったらその時は見逃さないようにしたいと思います😊


質問、メッセージは以下より受け付けています。
お気軽にどうぞ!


この記事が参加している募集

仕事について話そう

宜しければサポートして下さると嬉しいです。 頂いたサポートは今後の活動費に充てさせて頂きます!