体型の変化に気持ちがついていかない

非嘔吐過食がかなりひどくなってそろそろ1年が経つ。
最初の3か月くらいはそこまで体重も増えず見た目もほぼ分からないくらいだったけれど4か月目くらいでかなり体重が変化し始めた。
体重が変化してきてから今まで着られていた服がだんだんきつくなってきたり着られてもやっぱりシルエットがなんか違うと感じ始めた。
そこからは太ってしまったストレスもあって過食はさらにひどくなって体重の増加もスピードを増し始めた。
過食がひどくなる前の写真を何度も見返しては戻りたくてたまらなくなった。でも痩せなければと思えば思うほどストレスと焦りで過食はひどくなる一方だった。
そんな状況で大学の定期試験が近づき始めたことでストレスは加速した。
過食はさらにひどくなっていい加減もう吐くしか方法はない、と感じるようになり始めてしまった。
過食するたびに何度も喉に指を突っ込んで吐こうとしたが何度やっても胃から食べ物が上がってくる気配すら感じられなかった。
吐かなきゃというよりも胃が苦しすぎて吐いてしまいたいほど過食しても吐けなかった。
過食嘔吐って全然簡単なことじゃないんだ、もう自分には痩せる手段は残されていないんだって絶望した。
過食がひどくなる前は服を買うときはH&M なら32のサイズ、GUユニクロならSは大きくて買えなかったのにだんだん32はきついしS で丁度良くなってしまったことにショックを受けた。
それだけならまだよかったのにその数か月後には32どころか34もきつくなりSが着られずMを試着することなく買うことをあきらめることになるなんて思ってもみなかった。

こうして非嘔吐過食は食べたら食べた分だけ太っていくせいでさらにストレスが溜まって負のループに陥る。
こうなってしまわないようにストレスを感じたら無理をせずに休んだり自分の本当の心の声を聞くべきだったなと今なら思える。
もしも今こうした非嘔吐過食による体型の変化に悩んでいる人は一刻も早く自分をいたわってみて欲しいと思う。そして体型が変化しても焦らないでほしい。どうしても痩せなきゃと思ってしまう気持ちは十分わかるが、焦っても痩せられるどころかさらなる過食による体重増加を招きかねないからだ。
それなら痩せることを目標にするのではなくとりあえず過食が落ち着くまでは今の体型を維持するくらいにとどめておくのをお勧めする。
自分の場合、ガリガリに病的に痩せなければと超越した目標を立ててしまったことも過食悪化の原因だと思う。あの時そんな無理な目標を立てずに現状維持にとどめておけばよかったと最近は後悔している。

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