夢の中の自分は初めて見た人々と仲良く会話している。 街中を傘もささずに歩く。でも全く濡れないしその雫は肩から腕を伝って指先から零れる。 店先や歩道に歩く人々はお…
朝目覚めたら一面が霧に覆われていた。 段々明るくなると細かい雨の粒しか見えない。 肩にサラサラと舞い落ちるそれは灯篭や置き石をしっとりと濡らしている。 電線にし…
あなたと共に
2021年5月18日 06:09
夢の中の自分は初めて見た人々と仲良く会話している。街中を傘もささずに歩く。でも全く濡れないしその雫は肩から腕を伝って指先から零れる。店先や歩道に歩く人々はおしゃべりしながら会釈する。私も微笑み返して銀色の歩道を淡々と歩く。途中で一人歩いている自分を感じながら周りを見渡すと、皆がなにがしかの行動を続けながらも他人には関心がないようだ。その夢は妙にリアルで、その世界に居るだけで満ち足り
2021年5月15日 06:24
朝目覚めたら一面が霧に覆われていた。段々明るくなると細かい雨の粒しか見えない。肩にサラサラと舞い落ちるそれは灯篭や置き石をしっとりと濡らしている。電線にしがみついている空と雀が、灰色の空間をたまに輝かせながら朝日に歓迎のサインを送る。降りしきる雨のささやかな囁きを耳を澄ませて聴く。小雨は庭の樹木を深緑に染め上げ姿の見えない太陽を探しているかのようだ。 #とは