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凹凸を"衝突"ではなく"個性"として活かす!入社1ヶ月後に「Bumpy⤴️」を企画した話。

この記事では、私が入社1ヶ月の時にメンバーの相互理解を目的として企画した「Bumpy⤴️」という企画について起案のきっかけや内容、やってみての気づきを紹介したいと思います。POLのCSの雰囲気が気になるという方はもちろん、リモート下でのチームメンバー間の相互理解施策を考えている方のお役にも立てたら嬉しいです。

自己紹介

初めまして!

株式会社POLでカスタマーサクセスを担当している永田 美沙紀です!
POLはあだ名文化なので、呼び名は「みさきち」です♪
2017年に新卒で総合人材サービスを手がける企業に入社、その後はベンチャー企業でキャリアアドバイザーとしてキャリアを積み、2021年11月にPOLに入社しました。

ざっくり言うと、ずっとHR領域で仕事をしている人間です。
POLのカスタマーサクセスは、LabBase(理系特化の採用サービス)を契約いただいたお客様に対して、採用の目標を達成できるよう支援するのがミッションです。その中でも私は「導入支援」という利用開始直後のサポートを主に担当しています!(どんな仕事か気になるかたはこちらの記事を!!私の元上司の素敵記事です♡[あやぱんさんの記事])

そもそもBumpy⤴️って?

ー Bumpy ー
日本語訳:でこぼこの多い、凹凸な


「Bumpy⤴️」は自分自身の凹凸(弱み・強み)を発表し、そこに対して”応援”や”賞賛”、”こうすると良いよ!”というアドバイスなどさまざまなコメントをするという企画内容です。

ー 相互理解 ー
意味:互いに相手の意見や思惑がどういうものであるのかを知ること。お互いにお互いを理解すること。

Bumpy⤴️と名付けたこの施策は、
「メンバーの凹凸力(弱み・強み)をみんなで補いながらチームを強くしていきたい!」
「誰かの弱み(凹)は誰かの強み(凸)を活かす力でもあるため、
そういった意味での相互理解を進めたい」

という思いが込められています。
(「⤴️」と言う記号もこだわって入れています笑 弱みも発表しますが、ポジティブな気持ちで臨んで欲しい!という意図があります!!)

例え意見の違いや衝突があったとしても、メンバーがそれぞれの凹凸や思考の背景を知っていれば、相手の考えも受け止められる。
もっと言うと自分の意見や周りの意見を、弁証法的により良いものに変えていけるかもしれない。

そんなチーム作りがしたくて、私はこの施策を企画しました。

Bumpy⤴️を企画したきっかけ


そもそも入社1ヶ月後の私がなぜこの施策をやりたいと思ったかというと、
外から入ってきた中途だからこそ、組織のGoodとMoreに気づくことができたからです。
まだまだPOLは若い会社ですが、その中でも歴が長い方、インターンから新卒でずっとPOLで働いている方、最近入社した方など、様々なバックグラウンドの方がいらっしゃいます。

加えてPOL社員は現在フルリモートで働いています。かく言う私も現在福岡で在宅勤務しています。なかなか対面でのコミュニケーションが叶わない環境下で「相互理解」って相当意識しないとできないことだなと日々痛感していました。

組織で働いている以上、意見が食い違ってしまったり、衝突してしまうことはあると思います。むしろみんなが「YES」と言ってしまう組織では、それ以上の成長・進化は見込めないはずです。
しかしながら「なぜ相手がそのような意見を言うのか」「どうして食い違ってしまったのか」を理解し受け止めることができれば、他人との違いは「個性」として活躍の場が広がっていくのではないかなと思っています。個人の凹凸が、個性として活かせる組織になれば困難な状況もきっとくぐり抜けていける「強い組織」になると確信しています。

Bumpy⤴️で実際にやっていること

実際に「Bumpy⤴️」を通して行ったことは以下の3つです。
非常にシンプルな構成で、15分程度×週2回やっています。
メンバーの負担が少なく運営できるという手軽さも大事なので、発表者の準備も最低限で済むようにフォーマットを用意しています!

①発表者は自身の凹凸をシートに記載する
以下のミッション・ビジョン・バリューもしくはコミュニケーションポリシーから、「(今頑張っている)苦手なもの」と「(みんなにシェアしたい)得意なもの」を選んでフォーマットに記載します。

★POLで掲げているミッション・ビジョン・バリュー
★カスタマーサクセス部内のミッション・バリュー
★カスタマーサクセス部内のコミュニケーションポリシー

※コミュニケーションポリシー:カスタマーサクセスのチーム内でコミュニケーションを取る際に大切にしていること。独自で定めたコミュニケーションルールです。

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②発表時はSlackを画面共有し、参加者にリアルタイムでコメントや質問を投稿してもらう
ファシリテーターと発表者のパネルディスカッション風な形で発表を行います。
参加者はSlackのスレッドに「わかるわ〜」といった感想や「〜〜が得意になったきっかけは?」など質問を投稿します。一問一答と言うよりは、掛け合いの中で深掘りの質問も行っていくイメージです。

Zoomのチャットを使わずに敢えてSlackのスレッドを活用している背景としては、「みんなの感想をテキストで残したい」「発表を通して出てきたナレッジシェアを残したい」といった狙いがあります。

▼実際のBumpy⤴️の様子

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▼実際に施策の中で出てきたナレッジシェア例

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③最後に「いいとも形式」で次の発表者を指名
若干のゲーム性が欲しかったのと、「次は誰だろう...?自分かな?」的なワクワク感も欲しかったので、いいとも形式の指名制にしました!

やってみて思ったこと


今回「Bumpy⤴️」を企画・運営してみて思ったことは、一言で言うと「やってよかった!」です。
“〇〇さんの得意分野は知っているけど、なぜ得意になったのか背景は知らなかった!”
“あんなに仕事バリバリできる〇〇さんも悩みってあるんだな〜”といった感想がメンバーからも上がり、それぞれの知らなかった一面を知る機会が作れたなという実感が持てています。

またそういった発表内容から、「仕事観」や「これまでのキャリア・経験」まで、いろんな話に派生していくことでよりメンバー個人への理解が深まったりします。

加えて、単に発表者が一方的に話すだけでなく、聞いている側のそこに対するコメントやアドバイスなど双方向のコミュニケーションが生まれることで新たなナレッジの展開に繋がるなどプラスαの効果も出てきています。

また、別の角度からの感想でいうと、こういった企画を任せていただき、実際の運営をするにあたって学びになったのが感情設計の重要さです。
「この施策を通して参加者の感情がどのように変化して欲しいのか」
「終わったあとどんな気持ちになって欲しいのか」を考え設計することを感情設計と言います。
感情設計は企画者だけが知っていれば良いと言うわけではなく、参加者の方にも「この企画の目的や終わったあとの理想状態」をしっかりと共有することもセットで重要です!

▼実際に企画を行う際に共有している内容

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POLで働いてみて

POLのなかでよく聞く表現として「打席に立つ(≒挑戦する)」という言葉がよく使われるのですが、まさに打席にたくさん立たせてもらっているので、私としては求めていた環境だなと思っています。

もちろん、打席に立つ前には「失敗したらどうしよう」「自分にできるか?」など不安な気持ちは常にあります。しかしPOLの文化としては失敗からどう学ぶか、改善していくかを大事にしているので、”やりたい!”と思ったことは手をあげるのが得です。悩んでたらその打席は他の人が立ってしまうので笑

悩んで悩んでやらない選択をするくらいなら、やってみて悩む方が少なくとも何もしないよりも得られるものがあると思います。そういうチャレンジングな性格の方でしたら、POLはすごくマッチする会社だと思います!!

今回の相互理解の施策がチームビルディングのヒント、POLの雰囲気を知っていただくきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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