お金がない難病の人

世の中には病院にずっと通ってるけど芳しくないから鍼灸など治療に行ってみたい。だけど金銭的に断念せざるをえない人は多いでしょう、何度通えば狙った効果が出るかわからないですし。



そういう人が治療院での費用を安く済ませたいと思うなら、その治療院のホームページに写真付きビフォーアフターをアップして構わないと宣言し広告塔になってみる提案をしてみる方法があります。


たとえばアトピーなら初回時の顔面か腕まくりした腕の写真を載せて、施術を重ねて肌の調子が良くなったビフォーアフターの写真を載せることを許可するというものです。

その他写真や動画に載せて伝わりにくいものなら、その治療院の先生が見たことないような疾患など興味を惹く患者なら交渉の余地があるかもしれません。
たとえば抗がん剤治療で苦しんでる人とかコロナ後遺症とか。わかりやすく凄い先生に見えるケース。
逆に頑固な肩コリとか、現在進行形の仕事や家庭ストレスによる自律神経失調症だと正規料金になると思います。

ちなみに僕は脱腸で全身麻酔からの内視鏡手術を受けた10日後に整体講座を受けに行ったら、講師の先生から世にも珍しいサンプルとして全員への教材にされた事があります。全身麻酔するとしばらく具合悪かったですし。



世間の治療院を20ヵ所くらいネット検索してみたら「アトピー治療モニター募集」みたいな事書いてる所が見つかるでしょう。モニター募集というあたり腕がどうかはわかりませんが、少なくとも独力で体に向き合うよりは果実の方が多いとは思います。



そして、そういう人を受け入れられる条件が

①予約に際し患者側が「木曜の午後ならいつでも合わせます」みたいな時間の幅を持てること。客入りの悪いであろう時間に回したいのは当然です。

②全治もしくは寛解までの期間が予測しにくい事。
「この症状なら週〇回、〇ヵ月、全部で〇回程度で8割くらいの症状は消えると思われます」となると、こういうモニター話が出ることはないでしょう。
逆に「やってみないとどのくらいかかるか予想できないです」みたいなケースなら可能性があります、これが「3回やってどう変化があるか見極めていきましょう」とかなるとモニター話は厳しいです。
今の時代ならコロナ後遺症はアリかもしれません、研究が進んでないので。

③良い関係性を持てること。
話してて面倒そうな人にこんな話は降ってこないです、少なくとも2~3か月対面してて嫌な気持ちにならなそうな人である必要がお互いにあります。敵意を持っていない事ほど大事な要素はないので③は最重要です。

④出会い方。
初対面の前に駆け引きを仕掛けるのはマナーが悪いです、会った事もない人からいきなり「貴院に行ってみようかどうか検討中なんですが、金銭的に厳しく」って前置きから始まる人にモニターのお誘いなんか有り得ません。
会ったこともない段階で値段交渉は下の下です、迷惑メール扱いされる可能性もあります。
せめて懐が厳しい事は隠して1回分はお金払って、そして今後そこのホームページに顔を晒すくらい許容しましょう。お金少なく改善されたい上で相手の時間をいただくんだったらそのくらいの代償は覚悟して。

⑤1人先生の治療院であること。
従業員がいたら最高責任者でも勝手な値引き行為はできないと思います、スタッフを納得させられる理由がないので。


結論としては、患者側が特殊な病状を持っていて、珍しい症状に挑んでみたい先生がいて、仲良しになれそうな感じだったら可能性があるという運要素の強い話です。どのくらいの価格交渉の余地があるかもわからない話です。

価格交渉の余地は、1回あたりの値引きか、3ヵ月とか一定期間〇〇円一括払いで通い放題とするのが考えられるパターンです。3ヵ月もあれば普通ならそれなりに改善されてて良いと思います。

ただ、この文を見た懐の厳しい特殊症状の人が奮起して尋ねてみるという事はほぼ無いでしょうが、特殊症状でも勇気があれば人生が変わる可能性があるという程度の話でした。あくまでもマナーが良ければです。

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