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Polaris.AIの現在と未来を切り拓く ー 代表取締役 徳永優也

「AI時代の羅針盤になるような会社を作りたい」

現在、急成長を遂げる東京大学発AIスタートアップ企業のPolaris.AI(ポラリスエーアイ)株式会社。今回は代表取締役の徳永優也に、事業の現状とビジョン、チームの在り方、そして自身の想いを伺いました。

プロフィール

徳永 優也/Yuya Tokunaga
Polaris.AI株式会社 代表取締役CEO

東京大学工学部卒。東京大学大学院工学系研究科在籍。
研究室では東京大学副学長・日本学術会議会長である光石衛教授の指導の下、AIロボットの研究に従事。学生時代から4社のAI会社で4年に渡り幅広いAIプロジェクトを経験した後、フリーランスとしてAI開発に携わる。経済産業省IPAより未踏イノベーターに認定。また、IPA主催のトップオブトップのエンジニアの発掘と育成を目的とするセキュリティ・ネクストキャンプを修了。松尾豊研究室の大規模言語モデルチームでのリサーチや講義作成を担当。2018年、E資格に当時最年少で合格するなどAI領域で多数の実績。

代表としての現在の役割

ーー徳永さんは現在、どのようなお仕事をされているのですか。

徳永:現在CEOとして主に営業、採用、組織づくりの3つの領域を担当しています。営業では商談の最前線に立ち、採用ではリファラルで役員クラスのメンバーを集めたり、AIの勉強会からインターン生を採用したりしています。

私たちのミッションは「適切な課題を最適な技術で解決する」で、組織づくりについても最近手を入れ始め、人事制度の設計やメンバー・インターン生とのコミュニケーションを通じて、優秀な方々がモチベーション高く、伸び伸びと仕事ができる組織を作ることに注力しています。

ーーPolaris.AIを立ち上げたきっかけは何だったのでしょうか。

大学の授業やいくつかのAI企業でのプロジェクト経験を通じて、AI事業の可能性を感じたことが大きいですね。

もともと大企業への就職も視野に入れていましたが、インターンで得た経験から、スタートアップでダイナミックに事業を作り上げることに魅力を感じました。また、優秀な技術者が身近にいたことも、AI領域でのスタートアップ立ち上げを後押ししてくれました。

Polaris.AIの強みは「特定の技術に偏らない最適なソリューションを提案できること」

ーーPolaris.AIの強みは何だと考えていますか。

エンジニアサイドとビジネスサイドの質の高さと連携力だと思っています。

エンジニアサイドにはAIの各分野で最先端の研究をしている技術者・研究者をはじめ、数理最適化・アルゴリズム・数学・物理学など多彩な分野で最先端の知見を持つ東京大学・東京大学大学院出身者が多数在籍しています。

ビジネスサイドも外資系コンサルティング会社などでビジネス経験豊富な社会人が多く、クライアントの課題を的確に把握できるのも強みの一つ。それゆえに、課題解決の際に「特定の技術に偏らない最適なソリューション」を提案することができます。

上場しているAI企業と比較しても、先鋭メンバーが揃っているので、プロジェクトの質では負けていないと自負しています。

ーーチームビルディングで意識していることはありますか。

「メンバーの人柄」を何よりも大切にしています。

単に能力が高いだけでなく、Polaris.AIの価値観に合うかどうかを見極めて採用しています。おかげでメンバー同士の関わりも心地よく、風通しの良い組織になっていると思います。

徐々に変わる自身の役割。成長に向けた取り組み

ーー今後の目標を教えてください。

定性的な目標は話すときりがありませんが、わかりやすい目標でいくと、2028年度での上場を目指しています。

創業メンバーへの恩返しの意味合いもありますが、上場そのものはゴールではありません。それ以降も私自身は、同じようにこの領域で活動すると思っています。

外部環境の変化に合わせて戦略を練り、チームに的確に指示を出していくことが、私の重要な役割だと考えています。会社の成長フェーズが変わる中で、経営者として求められるスキルも変わってきており、その変化に対応していくことが大切ですね。ただ元々やりたいと思っていた領域ではあるので、ようやくこの役割を担えると思い、少しワクワクしています。

ーー事業を拡大していく上で、何が重要だと考えていますか。

情報収集を徹底して外部環境を読み解き、それに応じた戦略を立てることが何よりも重要です。

そして、その戦略を実行に移すための優秀な人材の獲得と、彼らが長く活躍できる組織づくりにも力を入れています。ただ、スタートアップに優秀な人材を引き込むのは当然ですが容易ではありません。事業のビジョンを語り、共感してもらうことが採用の鍵を握っていると感じています。

日本企業の成長を推進する会社に

ーーPolaris.AIが目指す社会的なインパクトとは何でしょうか。

日本企業がグローバル競争に勝ち残るためには、AIの導入が不可欠です。

私たちPolaris.AIは、適切な課題設定と最適な技術選定によって、日本企業のAI活用をサポートしていきます。いわば「AI時代の羅針盤」として、日本のDXを牽引する存在になりたいと考えています。

ポラリス(北極星)という名前もそれが由来で、まず自分たちでAIを最大限利活用することで圧倒的な生産性の組織をつくり、その知見を共有することで、AIとの共存が求められる時代において、北極星、羅針盤のような企業になることを目指しています。

ーー最後に、御社が求める人材像を教えてください。

繰り返しになってしまいますが、第一に人柄を重視しています。

チャレンジ精神旺盛で、新しいことを学ぶ意欲が高い人を歓迎します。特にエンジニアには、技術への情熱を持っている人に来てほしいですね。

現時点では即戦力となる経験者を中心に採用していますが、インターンシップ生も採用しておりますので、若手人材の育成にも力を入れていきたいと考えています。

謙虚に学び、直感を信じる

ーー徳永さんご自身の成長や変化について教えてください。

以前の私は、情報処理能力やマルチタスク、ロジカルシンキングが得意でした。しかし、ある時期、それらの能力が低下してしまったんです。でもそれは劣化ではなく、その時の経験を通じて、合理的に考えることよりも、経験に基づく直感を信じることも大切だと気付きました。

AIという領域に挑戦し続ける中で、謙虚に学び続ける姿勢を忘れずに、自分の軸を持つことを意識しています。



Polaris.AIは、AIという先端領域に特化し、高い技術力とチーム力で勝負に出ている。日本企業のDXを推進し、AI時代を切り拓いていく。そんな同社の挑戦を、徳永氏は重責を担う経営者の眼差しで見つめている。

「AIの可能性を追求し、社会に新しい価値を提供し続けること。それが、Polaris.AIの存在意義であり、私自身の使命です」

インタビューの終盤、徳永はそう力強く語った。

チャレンジ精神と謙虚さを併せ持つ徳永のもと、Polaris.AIの挑戦はこれからも続いていく。

AI時代の羅針盤になるような会社を一緒に作りませんか?

Polaris.AI(ポラリスエーアイ)は、東京大学発AIスタートアップ企業として急成長を続けています。

コンサルタント、セールス、ソフトウェアエンジニア、AIエンジニア、リサーチャー、広報PRなど様々な職種で募集しております。

興味を持った方はぜひ一度カジュアルにご連絡ください。一度お話しすることでより会社のカルチャーなどが知れると思います。

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