妊孕性のこと②:ほぼ脱線回
結婚してもしなくてもいい。出産してもしなくてもいい。
どちらも個人が自由に決められること。
もともと、フラットに考えているつもりでしたが、
ふと、無意識に『結婚して出産すべし』のバイアスが
自分にもかかっている、ということがありました。
そこでふと気づいたのです。
長い間親のバイアスが刷り込まれて暮らしていたことに。
ここからは、スプラトゥーン的な例えを交えて。
注:街中に自分色のインクを塗るゲーム。相手チームは
別の色を塗ってくる。面積広い方が勝ち。
親色『絶対結婚すべし。絶対出産すべし』
『高学歴と大企業にしか価値がない』
『男性が働く。女性は専業主婦。』
まだまだ続きますがそれ以外の生き方を認めない。
自分色『ずっとそういわれてきたけど実はそうじゃない』
よく思いかえすと、幼少期は見渡す限り既に親色に全て塗られ、
親色の上から自分色塗ってもいい選択肢すらなかった。
成長して自分が別色を塗ってもいいと気づいて、自分色を塗る。
しかし、塗っても塗っても、
驚くような速さで親が親色を上書きで塗る。
その繰り返し。
もう親元を離れて10年以上たち物理的距離があるので
素早く上書きされる機会は減っているけれど、
自分の価値観しかない、と固く信じている
様子は今も健在。
例えば学歴では人の判断はできないとか
男女平等とか、自分色は充分すぎるくらい意識して、
何度も何度も上塗りしないとバイアスには気づけない。
妊孕性の話、次に続きます。
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