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総統と呼ばれるともだち
我には変わった友人が多く、なんと言っても自分が変人なのだからしょうがないと、ここ数年思っている。ということで今回は、留学に行く我のともだちについて、紹介しようと思う。
我の友達は、全身黒い服にチェスターコートをまとい、登校してきていた。
彼は、教師から『フリーザ』、我ら同志からは『総統』と呼ばれていた。彼は高校受験の際、留学を決意し、ひとりでカナダのバンクーバーへ飛んでいった。
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まぁ、そんなんが軽い説明で、もっと知ってほしいことについて、記そうと思う。
我は数学だけできるバカで、彼も数学だけできるような、人間だった。我らの中学校では、数学は毎日1ページやるという『1P運動』というものがあった。そこでひとりかれは、高校数学と物理、さらには大学の分野までこなしていき、みんなとは違う次元にいた。
そこで、学年のみんなは、『中学数学の高野、高校数学の総統』という何か困ったらコイツらに聞けばええやーというありがた迷惑を食らわせ、2人は意気投合し、『サティアン』という名のオウム真理教の化学実験施設になぞらえ、LINEグループを作り、活性化させ、よりすぐり各分野の奇才たちを集めた。
こんな、サティアンであったが我は加藤純一の信者衛門であったため、みんなでクラスラインに殴り込みに行き、女を潰して『第九サティアン』と名前を変え、信者を増やしていった。
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このような、面白おかしいともだちはこの彼以外にはもうできないのではないかと感じている。
これからは、どこまで規模を拡大させ、権力を得ることができるのか期待だ‼︎
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