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没頭するくらい好きなこと

知り合いの方の紹介で、クラウドファンディングで絵本を出版した中泉とうまくんの絵本完成パーティーに参加させてもらいました。

中泉とうまくんは発達凸凹のある小学生の男の子です。
文章を書くことが好きで、YouTubeなどを投稿したりして、絵本作家を目指してがんばっているそうです。

今回は物語に絵を描いてくれる人を募集して、とても素敵な絵本を完成させていました。

パーティーでは、絵を描いたちふみさんとのお話などもあり、細かい所までこだわって作られた絵本であることがわかりました。
その原画の展示もあり、素晴らしい絵を堪能させてもらいました。

初めてお会いしましたが、お母さんの努力も愛情も端々から感じられました。
息子さんの凸凹の凹みを伸ばそうとするのではなく好きなことを伸ばそうとすること、過保護になるのではなく離れて見守る姿勢など、愛情を持って息子さんと向き合われて子育てをされていることを感じました。

好きなこと、得意なことをとことんさせてあげることはとても大切だけど、親からしたら勇気のいることでもあると思います。
できないことを伸ばそうとするよりも、できることや好きなことを伸ばすことで、できることでできないことを補うこともできますし、自信や安心感が生まれます。
それがとても大切なんだと思います。

通っている放課後デイ・チットチャット代表のもりしーさんとの対談もあり、そこで「没頭」という話がありました。

ふと思い出していました。

私も子どもの頃に作家になりたくて、ずっと小説を書いていました。
小学5〜6年生の時には自主学習という、好きなことを何やってもいいという宿題があり、毎日小説を書いて提出していました。
中高生の時には同人誌を作っていました。

でも、大学生になって、楽しいことが増え、将来やりたいことも作家ではなくなってくると、だんだん書かなくなり、気づいた時にはまったく書けなくなっていました。

だから、今回とうまくんを見ていて、とても懐かしく眩しい気持ちになりました。

私もあの頃のように書きたいと思う気持ちも時々あります。
だけど、違う気もします。

あの時没頭していた気持ちや体験は今でも私の大切な一部です。


とうまくんが今後どうなるのかはわかりませんが、今没頭して熱中して楽しめるものがあることはとても素晴らしいことです。
大切にしていってほしいと思います。

いい大人になった私も、何かに没頭してみようかなと思いました。
本を読むことは今でも大好きなので、とりあえず本をひたすら読んでみようかな。
本を読むだけで何かになるかどうかはわからないけど、そんなことも考えず、ただ読んで読んで読みまくってみたい。

楽しいこと好きなことを考えていたい。
仕事が楽しくなかったとしても、嫌なことがあっても、それがあればまた生きていけるような楽しいことをまたしたい。

小学生の男の子からワクワクするヒントをもらいました。


ちなみに冒頭の写真は、パーティーで食べたお弁当です。
食べることも大好きな私です(笑)


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