子どもは大人と関わりたい
いろいろな子を見ていて、子どもは大人と関わりたいんだなと思います。
表現の仕方や関わり方はそれぞれですが、関わりたいからする行動なんだなと思えます。
おしゃべりをする。
手を引く。
スキンシップをする。
じっと見る。
物を渡す。
何かを見せる。
笑いかける。
頷く。
音を出す。
などなど。
関わりたい。
けど、どうしたらいいのかわからない。
関わり方がわからない。
そういう困った様子を目にすることもあります。
そして、何とか気を引こうとしたり、自分が知っている注目を得る行動をしてみたりする子もいます。
過去に怒られた行動をする子がいます。
怒られているのも気を引くことに成功しているので、その行動をしたら見てもらえる、関われると学習しているのです。
大きな声を出すとか、物を投げるとか、人を叩くとか、変なことを言うとか。
特に凸凹さんは人の関わりが苦手で、関わり方を自然に身につけることが難しいことが多いです。
不思議となぜか遠回りな表現になってしまいます。
大人はそのような行動はしてほしくはないし、なぜそんな行動をしたのかわからないので、また怒ってしまったり困ってしまったりします。
だけど、子どもは大人と関わりたいものだと思っていたら、関わりたいんだなと思えたら、大人は子どもに対してもっと違う行動を取れるんじゃないかなと思います。
人と関わりたいと思った時に、関わることは案外難しいのです。
「今日は暑いですね」「今日は雨ですね」などという会話のきっかけがあればいいのですが、そんなことは子どもや凸凹さんには難しい場合もあります。
私も好きな人と話したいと思うけど、何を話したらいいのかわからないことはよくあります。
大人でもそんな経験はよくあるんじゃないでしょうか。
わからないのです。
本当は「ただおしゃべりしたい」「遊びたい」「一緒にいたい」「私を見てほしい」だったりするのに。
小さな時から人と関わる方法やアプローチの仕方をたくさん伝えられたらいいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?