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その子らしくのびのび生きる
先日、NHKの『ドキュメント72時間』という番組で、神奈川県川崎市の夢パーク、通称どろんこパークが紹介されていたのを何気なく見ていて、思わず感動していました。
夢パークでは、基本的に禁止事項はなく、子どものしたいことを尊重するスタイルで、子どもたちは外で走り回ってウォータースライダーをして木登りして、雨の日には泥でドロドロになって、自由にのびのび遊んでいました。
泥だらけになったら着替えたらいい。
やりたいことは思いっきりやったらいい。
喧嘩をしても自分たちで解決策を考えたらいい。
好きなことを納得するまでやればいい。
そこには、子どもたちへの信頼と自由さがありました。
どんな子もその子らしくのびのび生きてほしいと願う私にとって、その場所のスタイルは、とても魅力的でした。
それが市の施設だというのがまた驚きで、素晴らしいなと思いました。
また、そこには、NPO法人がやっているフリースペースもあり、不登校のお子さんも多く通っています。
そこでは自分で時間割を決めて一日を過ごすことになっているそうです。
好きなことをして過ごしながら居場所を見つけて、将来のことを考え始める子もいました。
感性が高かったり、頭の回転が速かったり深く考えていたり、人と違うものが見えていたり、画一化された集団の中では生きづらいだろうなと思う子がたくさん見えました。
どこでも学べるのだと思います。
教えられるのではなく、実際に自分の体を動かして考えて学びたいという欲求に正直になれば、何でも学ぶことができます。
自分で意欲を持って学んだことは必ず実になると思います。
その子らしく、のびのびと生きられる場所を。
そんな場所を増やしたい。作りたい。
強く思いました。
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