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12月27日『冬季エベレスト日本人初登頂の日』Mr.エベレストの偉業

1982年に日本人の登山家 加藤保男が、世界で初めて冬季エベレスト登頂に成功した日。

埼玉県大宮市出身の加藤は、8000m峰4座達成し、エベレストには3度登頂に成功している。
また、エベレストにネパール、チベットの両側から登頂し、春・秋・冬の3シーズンに登頂したのも世界初であった。

この3度目のエベレスト登頂が40年前の今日、そして加藤はこの下山中に南峰でビバークし、消息を経った。


挑む山のレベルは比べものになりませんが、山を愛する者として、加藤さんの達成した偉業には頭が下がります。

標高8000m級の山はどれだけ息苦しく、厳冬期の寒さ(本日17:00時点のエベレストの気温は-26℃とのこと)はどれほど過酷な環境なのか、想像するだけでゾッとします。

雪山に興味を持ち始めてから調べる中で、「ビバーク」という言葉を知りました。

緊急的に野営して夜を明かすことがビバークなのですが、日没や荒天により下山できなくなってしまったときの緊急対応策です。

写真を検索してみてください。断崖絶壁にロープを吊るしてテントを張り夜を明かす姿は、とてもショッキングなものでした。
荒天の雪山で夜を明かすには運と体力、そして何より強靭なメンタルが必要だと思います。

私なんかは根性なしなので、急登続きの山だと途中何度も引き返したくなりますが、せっかくここまで歩いてきたのに、という悔しさだけで足を止めずに何とか進んでいます。

でも、山を始めた当初は辛くて仕方なかった山を久しぶりに登ったときに、意外とすんなり登れたりすると自分の心も体も進化したと実感し、もう少し難しい山に登りたいと思ってしまうのです。
そして、天気や季節によって景色が変わるのも、また山の魅力です。まさに沼です。

加藤さんも山を始めた当初は同じ気持ちだったのでしょうか。

世界初の単独エベレスト登頂を記念する日であり、ミスターエベレストの命日でもある今日、山岳界のプリンスとして山に命を懸けた加藤さんを偲んで、そのご活躍を讃えたいと思います。



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