#41 食の選択
日々の食事って人によって様々ですよね
好み、宗教、身体的な理由
中には「菜食主義」って人もいます
フランスでもベジタリアン、ヴィーガンが流行っているというか
なんでそんなに頑なに肉を嫌がるのかちょっと理解できない人もいたり
アレルギーを理由に食べられない食材を言う人もいます
理由はほんとに様々だと思いますけど
アレルギーだけはヤバイので
下手すると命に関わるような事態に陥る
事も考えられます
ヴィーガン
完全菜食主義
肉も卵も魚も食べない
果ては薬も飲まないそうで
動物実験による製品、動物由来の製品は全て購入しない主義みたいです
この主義の方がレストランに来ると
なんというか、大変です
日本食なら、出汁関係は魚のものはダメ
肉に関してもダメ
豆腐とか野菜だけの精進料理スタイル
フランス料理でも結構な味気ない
茹でたり焼いた野菜主体、サラダもの主体になってしまうんで
メニューにないものを求めてくることがかなり多いです
お高い値段の店で働いてる友人と話をすると対応こそすれそれなりの値段を取るとの事
自分が働いてるとこだとそんなに高くないからなのかこの手の人がやたら多かったりするんですよね
ないものはないって言うしかないよねと苦笑いの話題ではあります
やっぱり値段高いと言いにくいんだろうか?
ベジタリアン
基本肉だけ食べない
チーズ卵牛乳などはOK
魚も食べる人もいる
チーズだけは食べる
牛乳だけOk
みたいな組み合わせ多数
ヴィーガンに比べて厳しくない
そんな色々と組み合わせがある
ベジタリアンの友人がいて
なぜ肉を食べないのか?
という質問をしたことがあって
理由として、動物が可哀想で食べたくない、身体が受け付けない(食べると体調不良、消化不良を起こす)
等を話してました
動物が可哀想って言ってた友人はヴィーガンにほどなく移行してましたけど
うん、まぁ自分としては理由はわかるけど食に縛りがあるのはきついなぁと思っちゃいます
このヴィーガンとかベジタリアンの
卵はダメだけど魚はOKとか
複雑なあれとそれとこれの組み合わせが
うんたらかんたらしてるカテゴリーが
ベジタリアンなのかなと個人的には考えてますね 笑
なんかそんな人大変だなぁとしみじみ感じますよ
グルテンフリー
正直これが1番日本食だと困りもの
小麦やらなにやらグルテンを含むものを食べたくない人
消化不良起こす人が多いらしくて
もちろん痩せたいだけの人もいたり
日本食だと醤油に小麦入っちゃってるんでアウトなものが多い事
最近はグルテンフリー醤油とかありますけどなんか味がおかしいですし
麺類など全部アウト
ベトナムの米麺くらいです
ご飯は大丈夫なんですけどフランス人て白米あんまり食べない人が多くて
結果ベジタリアンメニューになる方向
過去にグルテンフリー+ヴィーガン
この組み合わせの客が来て
頼んだものは漬物、白米、ナスの素揚げに塩みたいなので対応してました
もう自炊した方がいいよレベルですって
好き嫌い
結局好き嫌いの延長じゃないの?って思ってます
レストランに来てメニューにないものをゴリ押しで頼むみたいな人がフランス人多いですけど
フランスって日本と違って嫌いなものは食べなくていいみたいな食育する方針の人が多いんでこうなのかなーと感じます
肉だけ食べたい!
絶対野菜なんか食わねぇ!
スタイルの人もすっげぇ多いです
身体的な問題とアレルギー、だけは好き嫌いとは全く違うと思いますけど
アレルギーの人が職場に来店したら即座に断る方針で行くように常に話しています
賛否両論かもしれませんが
万が一アレルギー症状が出た場合
責任問題、訴訟、裁判にもなりかねないからです
いくらお客側が大丈夫と言おうが対応すべきではない
本物のアレルギー体質の人を見たら
おそらくわかってもらえると思ってます
命に関わりますからね
ポイ「アレルギーですか?申し訳ありません、責任取れないのでお断りさせて頂きます」
客「あっ大丈夫、少しなら食べれるから、そんなに大げさにしないで」
それはもうアレルギーじゃないんすよ