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弱さを認めたら、少しだけ気持ちが楽になった。

以前まで私は、自分が弱いと思いたくなかった。強く在りたかった。誰に何を言われてもぶれず、ちょっとの事では折れない様な人…。

…けど現実は全く違った。嫌な事言われてスルー出来ない、傷つきやすい自信の無い人間だ。私をよく見ていた以前の職場の上司からは、感受性が強くて脆いみたいなこと言われた。

弱い、脆いという風に見られたくなくて、1つ前の職場までは、何でもない様な顔してやって来た。が、前の職場で完全に心が折れてしまった。強くとか頑張るとか、そんなものが粉々になってしまった。

その後退職。無理に頑張るとか、強がることが馬鹿馬鹿しくなった。自分の弱い所を見て見ぬふりして過信していた。強く見せて凄いと思われたかったのか?周りから「コイツは大丈夫だな」と思われて更に負荷かけられるだけじゃない?自分で自分の首絞めてる感じがする。周りの人に自分を良いように見せたいという気持ちもあった。

現在の会社に入社後、産業医の面談があった。何かストレスに感じていることや、仕事やってどうかとか聞かれた。最初は分からない事だらけだったけど、強いプレッシャーは其程感じてはいなかった。ただ、ストレスに弱い、強くないという事は伝えた。あと、ストレスに感じる状態も(聞いても何も教えてもらえない等)無理に強がる事は無いんじゃないかと思った。入社して間もない時だったので、周りの先輩にはっきり言いにくいかったが、産業医の先生なら言ってもいいだろう。下手に強く見せて後で苦しくなるよりはマシじゃないか。口に出したことで、少しだけ気持ちが軽くなった。

前は、自分の弱さ・脆さを克服して強くなりたいと思っていた。今は自分のそう言う面と上手く付き合って潰れてしまわない様にやっていきたい。


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