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逆に、ブラック企業のよさってなに?

ブラック企業の問題点を挙げるのは、よくある事だが、「ブラック企業にいてよかった事」を敢えて挙げてみようと思う。あくまで自分の主観です。踏み台にするにはいいと思っている。転んでもタダでは起きないぞ。

1.色々な仕事を任せてもらえる

人手不足だったり、業務量が多い会社だと、一人がする仕事は多岐に渡る。自分の場合は、経理だけでなく総務の仕事にも関わらせてもらったので、その点はありがたかった。中小零細企業の場合は、幅広いが専門性がそこまで要求されない事が多かった。

2.離職率が高いので、若いうちから出世できる可能性がある

社員の入れ替わりが激しいので、ライバルが少ない。ある程度の年数勤めていれば、出世のチャンスや重要な仕事を任されるチャンスが増える。前の会社(小売業)も、20代で店長になっている人もいたし、海外の出張に行っていた人もいた。

3.劣悪な環境・条件で働いているので、「この会社で何とかやってきたんだから多少の事ではへこたれない」と思える。

少ない休日・長い拘束時間・無茶苦茶な人が多い…など、ブラック企業では普通の企業よりも苦労する事が多い。環境が酷ければ酷い程、ちょっとやそっとの事では動じなくなる。前の会社では、怒鳴り散らす人や、攻撃的な物言いをする人がいたが、今の会社ではその様な事はない。あくまで修行の場として利用するのはいいが、心身に支障を来したら逃げましょう!

4.上手くすれば、猛獣使いになれるかも

劣悪な環境・条件下では、いい人や出来る人はさっさと見切りをつけて辞めていくので、残っている人はロクな人材が残っていない場合も。攻撃的な言い方、理不尽な事が多い。しかし、対応し協力してもらえる様になれば「人を動かす能力」「面倒くさい人とも上手くやれる能力」がつく。ヒドイ人達を扱える能力がつけば、かなり自信がつく。

5.短期間で修行するには、最適?

ブラック企業は、長く勤められる環境にない事が多い。ただ、職種未経験で入社して欲しいスキルを身につけるには、もってこいです。実際に自分も、経理・総務の経験が幅広く(ただし浅く)出来て、もっといい待遇の会社に転職しました。

6.みんなすぐ辞めていくので、辞めやすい

人の入れ替わりが激しいので、人が辞めていく事に慣れている。よほどの事じゃないと、あんまりしつこく引き止められる事はなかった(自分の場合は)自分のいた会社は、社員の定着率を良くしようという試みを経営層から感じなかったので、辞めたらまた募集すればいいや、位に考えてたのかなぁと感じる。

7.改善提案したら、受け入れてくれるかも?

自分のいた会社の話ではあるが、無駄な作業が多かったり、効率が悪い事が多々あったので少しずつ上司に提案して変えていった。中小零細企業なので、新たにITシステム導入とかお金がかかる事はできなかったので、お金がかからない範囲で改善していった。限られたリソースの中で改善出来るという、スキルが身につく。改善提案が上手くいけば、職務経歴書に書けるかも✨

以上、ブラック企業の良いところでした!!ただ利用されるだけではなく、労働者側も存分に会社を利用してやりましょう😃

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