退職する時のスッキリ感はハンパない。

定年退職まであと1年程の方が、引き継ぎする人と話していた。
「再来年の2月位には有給消化するし、もう悩んだり考えなくていいから清清する」
仕事から解放されるのだから、スッキリするだろう。私も転職をしてきたので、辞める間際の「ああ、もうこの仕事しなくていいんだ…！」という気持ちが最高潮に達する。あまりやりたくない仕事や苦手な仕事だったりすると解放される喜びが大きくなる。
人間関係が最悪だった職場においては、「ああ、もうこの会社の人達と関わらなくていいんだ！」と清清する。

お金を貰っている以上、苦手だろうが嫌だろうが仕事しないといけないし、苦手な人達とも関わらざるをえない。そう言った事が重石になる。働き続ける以上、しかたがない。

大体辞める時は、我慢の限界に達している状況が多い。最初の会社を辞める時の挨拶回りでは「スッキリした顔をしている」と言われた。憑き物が落ちた感じだろうか。

ただスッキリするのは一瞬で、また新しい会社で働き始めるのだから、新たな大変さはある。定年退職位の年齢になり、完全に労働から解放される時、またスッキリを味わうのだろう。そこから先、楽しく健康で生活出来るかは自分次第だが。