「OfficerAIde」に事務業務を委託しよう【GPTs】
OfficerAIde(オフィサーエイド)を公開します
あらゆる事務業務を汎用かつ半自律的にサポートしてくれるAIです
11月のOpenAIDevDay直後、GPTsに関する速報記事を書きました。
あれからご無沙汰でしたが、あらゆる業務を汎用かつ半自律的にサポートするAI、OfficerAIde(オフィサーエイド)を公開します。
■ 使い方
「委託したい業務を入力する」だけです。手間がかかる業務や、作業結果に最高品質を求めない業務を依頼しましょう。
企画書を作って、メール文を作って、最新の大学設置基準を調べて、VBAの書き方を調べて、あの大学の最近のニュースを整理して、などなど。
OfficerAIdeは実行可能なアクションを4点持ちます。アクションは与えられた業務に応じて自動的に設定されますが、必要なアクションは指示してあげてください。
Writing:文章の作成や翻訳など
Reading:文章の読解や分析など
Webブラウジング:Bing検索による情報収集・調査
Code Interpreter:Python実行環境によるプログラム作成・修正・出力
アクションに対応できない、以下のような業務は実行できません。ご注意ください。
学生募集のためのポスターに使用する画像を作って
(画像の生成)Googleカレンダーに予定を追加したい・予定を知りたい
(他ツールとの連携)先生に打ち合わせのアポ取って
(人間とのコミュニケーション / 他ツールとの連携)
■ 取扱説明書+例
まず入力を「プロジェクト」(業務)と判断し、このプロジェクトを達成するためにタスクばらしを実行します。タスクは5つに分解されます。
タスクリストに沿って業務を実行します。そこで利用者の選択肢が登場します。選択肢は「w,a,s,d」のキーボードに対応します。そのまま進めて良いのであれば「w」とだけ入力すればタスクが実行されます。
問題なければ「w」、AIに対する指摘や補足があれば「a,以下のように修正してください。…」などと入力してください。
最後まで行けば選択肢がちょこっと変わります。お楽しみに。
なおメモリに格納する機能「s」はAIエージェントの長期記憶に対応するものです。が、基本は無視して問題ないです。今後のアップデートで必須機能にするかもしれません。
■ 注意点
最後にひとこと:
プロンプトは適宜修正します。バージョンは管理しない予定です。
APIを繋げて「エキスパート・エージェントを大量に召喚して高品質なレポートを作成するマン」を作りたいけど、GPTsでは実用性が低そうです。コードを書いた方が色々楽かも?
このGPTsは代替可能性、大です。ビッグテックが汎用的なエージェント or クリティカルに役立つエキスパート・エージェントを発表するところまで既定路線。温かい目で見守ってください。
参考
半年前のDoryさんの記事を発端とし、西見さんや深津さんが発信されてきた情報のおかげで、AIエージェントをキャッチアップできました。この場でお礼申し上げます。
その西見さんが日本初のAIエージェント本を執筆されました。素晴らしい切り口と整理でした。今読むしかないので全員読んでください。ビジネスマン向けの明快な内容なので誰でも読めます。
ではまた。
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