見出し画像

瞑想する場所がみつからなーい!ってときは。

マインドフルネス瞑想を開始したばかりの頃、「瞑想する部屋が確保出来なーい…」という悩みにぶつかった。

そうでなくても雑念まみれの騒がしい脳。
せめて少しでも雑音のない静かな場所。
同居の家族から、瞑想中に「お茶!」とか「アイスある?」とか声かけられない場所が欲しい。
(上級者になると途中で声をかけられてもマインドフルな状態を保てると本で読んだが…)

その頃は就寝中に中途覚醒することが悩みであったので、夜中、目が覚めたついでにマインドフルネス瞑想をしようと思ったのだが、ゴソゴソ起き出してリビングの電気つけて…なんてことは憚られた。(だから、暗い中で朝になるのを待っていた。)

家族が起きている時間は、苦肉の策として、家族に「少しの間は声をかけないでね」と言ってイヤフォンをして家族から離れた。
イヤフォンをしている人には話しかけにくいものだ。

その後、実際に528hz、963hz音(少しだけメロディーがついていて波のように繰り返す音)や、10hz、5hzのように「ぶぉ~~ん」とか「び~~ん」みたいなオームチューナーが出す周波数などをAmazonミュージックやYouTubeで探して聞きながら瞑想しました。

※オームチュウーナ-とは・・・

このようなものですが、わざわざ購入する必要は感じません。

あとおススメなのはクリスタルボールの音が入ったもの。私はこれが結構集中出来ました。
例えばCDでも販売していますし、YouTubeで探せば演奏者の音源サイトも出てきます。

まぁ、手に入れば…という感じで。

もちろん雑音が少ないお部屋の場合はその限りではありませんよ。
無音な場所で、静寂を味わいながら、じっくり取り組むのがよいと思います。

ほんとうはイヤフォン、眼鏡、時計、ベルトなどを外して行う方がいいのですが、私は息子たちが家を出ていくまでの数年は、このイヤフォン戦法で切り抜けておりました。

そして、もう一つ大切なことは…脱力する…ということ。
「さぁ、はじめるぞ!」なんてちょっと気負って瞑想やっていた初期の頃は、肩にも眉間にも力が入りっぱなしで、終わってもちっともスッキリしませんでした(雑念もものすごくて…)。

まずは姿勢を整えたら、息を吸いながら顔のパーツを真ん中にぎゅっと寄せるように力をいれて(鼻を中心に目や眉、口を真ん中に集める感じ)、息を吐きながらフワッと脱力します。

この時、口も半開き、瞼もとろん、口角を下げ、歯もかみ締めてない(完全オフの顔です。まぁ、誰にも見られたくない顔)ことを確認してください。

そのあとは力の入りやすい肩。

こちらも息を吸いながら肩を耳に近づけるようにグッと持ち上げてギューッと力をいれます。
この時、腕にも力をいれ、なんなら拳を作って指先まで緊張させます。
そしてそのあと、息を吐きながらすべての力をすとんと抜く。
指先に力が残っているようなら少しゆすってぶらぶらします。

画像1


カラダに「ゆるんでもだいじょうぶだよ」と声をかけてやるともっとよいでしょう。

カラダも顔もゆるんだら、背骨をまっすぐ上に引き上げるように座り直し、肩や腕の力がゆるんでいるのを確認し、てのひらを上向きにし、最後に太ももやヒザの上にそっとのせます。

この時、人差し指と親指で丸をつくってもよいですよ(これは途中で眠らないため…と、どこかの本で読みましたが…仏像でも時々みかけますよねー)。

そして瞼をそっとおろす。
一点をぼんやり見つめる半眼でも可。


ここまで準備が整ったら…さぁ、1日3分からでも始めてみましょう。


大切なことはいっぺんに長い時間することではなく、短くても毎日やることなんです。

朝、夜の時間がおすすめタイムですが、外出で忙しい時は、電車の中でもレストランでも、どこでも3分くらいならばできますよね(イヤフォン突っ込んておけば、目を閉じていても変な人にはみえないし)。

短く、毎日…です。

わちゃわちゃしてる脳に、「休んでもいいんだよ」、「休んだらこんなに気持ちがいいよ」とやさしく伝えてやりましょー!

(続)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?