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簡単なことをするだけで誰かが助かる

足首を捻挫したおかげで日ごろ気にも留めてないことに気づくことがある。
たとえば信号。ここの信号、赤になるのが早いとか。よくお年寄りが信号が点滅しているのに、ゆっくり歩いている姿を見かけたことがあった。自分が痛む足をかばいながらゆっくりしか歩けなくなったことで、渡りきる前に信号が点滅してしまうということがわかった。

あとは階段。階段の1段の高さが昇降には少し高いと感じたところがあった。少し高くなることで、降りるときの足にかかる衝撃が違うのだ。

通院の帰りにゆっくり歩いていたら、急いでいるらしき人とぶつかりそうになった。いつもなら殺気というか、慌てている感じがわかればよけるのだが、とっさによけきれずバランスを崩し足首に痛みが走った。
不自由そうに見えない人でも痛みを持っていることがある。余裕がない人にも急がないと困るわけがあるのかもしれない。回りを見るちょっとした心の余裕をお互い持てるといいなと思った時に、先日見たテレビ番組を思い出した。
ごみの清掃員さんのお仕事で、ペットボトルは回収後、ラベルとキャップをはずすという作業があるという。
ラベルとキャップはとるって当たり前ではないんだと思い、ごみ置き場を見たら大量のペットボトル、ラベルもキャップもついているし、中に液体がはいっているものもあった。

一人一人が、自分の分をきちんとゴミ出しすれば、誰かの作業が減るのだ。
ゴミの清掃業のお仕事は重労働だと思いませんか? 真夏の炎天下に長袖の作業着で、マナーを心得ないで出されたゴミさえ回収してくれる。おかげで私達はきれいなったところで気持ちよく暮らせる。

自分が最低限、簡単なことをするだけで、誰かの作業負担や感染症などのリスク減につながる。だから、
ペットボトルを捨てる時は、

〇ラベルとキャップはとる。
〇中身は空っぽにする。
なにやらわからない液体、危険な液体、たばこの吸い殻、血液のついたものなど入れない。
〇軽くゆすぐ
液体などが残ったままだと腐敗や悪臭の原因になるし、あとで作業する人のことを考えて。

#いま私にできること

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