このNOTEの作者について。

このNOTEを読んでくださる方に、私がどんな人間かについて、自己紹介できればと思います。これから記していくNOTEの記事が、どういう背景や問題意識から書かれているか、について理解いただけるのではと思います。

私は、愛知県に生まれ、末っ子として、のびのび育ちました。東京大学文学部を卒業後、縁あって金融の道に入り、野村證券金融研究所で新卒からエクイティアナリストを約4年務めました。その後、途上国や国際機関でのインターンシップなどもしながら、米国のBrandeis University大学院に留学。卒業後はゴールドマンサックスに入社し、債券格付のアドバイザリーを行うとともに、自社勘定のクレジットリスク管理を、東京にて約5年、ロンドンにて3年、香港にて約2年、合計10年務めさせていただきました。

ロンドン勤務時に、マネジメント研修で初めてコーチングを知りました。日頃は仕事を一緒にする機会のない他部署メンバーとペアになり、質問を重ねていく中で、その相手の表情が明るくなり、視界が晴れ、目標を見つけ、生き生きとして職場に戻っていくことを体感し、コーチングに興味を持ちました。同時に、働きながら通っていたロンドンビジネススクールのExecutive MBAプログラムでは、私自身にもキャリアコーチがついてくださり、慣れない外国でも仕事でパフォーマンスを上げる一助を担ってくださいました。

その後、異動した香港オフィスに勤務している間に、日本で父が亡くなり、心にぽっかりと虚無感を感じる中でも、海外勤務の仕事のタフさは変わらず、チームの前では元気にふるまっていても、心が痛いときがありました。そんな中で、プロのカウンセラーに話を聴いていただき、救われました。人を癒し、その人の原点を見出すことを助け、力づける、対話の力を心から実感しました。

帰国後、社会的投資に興味を持っていたことから、企業のCSRを支援する公益社団法人日本フィランソロピー協会に入職。約5年、東日本大震災の復興支援や、SDGsを推進する企業プロジェクトなどに関わりました。ここでは、様々な日本の社会課題に触れ、被災地の方々の話を聴くことや、様々な生い立ちの事情を抱えた青少年の話を聴くことなどを通して、傾聴を通して相手に生まれる自己受容が、心の傷を癒し、様々な事情を乗り越えて生きていく力を与えることを、改めて実感しました。

2014年頃より個人的にコーチングやカウンセリングの学びを深めていき、一定の経験を積んだ2019年、個人事業主としてPower of Dialogue Coaching and Counselling Servicesを立ち上げ、同時に、株式会社LiBにて社内コーチやキャリアアドバイザーとして活動を始めました。コーチングプラットフォームのmentoでもコーチとして活動しています。

これまでのグローバル金融でのビジネス経験やマネジメント経験、自らのカウンセリング経験、様々な事情を抱える方を支援してきた社会貢献活動の経験を活かしながら、安心安全な関係性の中での一対一の「対話」という手法を通して、それぞれの人、主にビジネスプロフェッショナルの方々が、自分らしく生き、生き生きとビジネスでも活躍し、充実感と納得感をもって望む成長や目標達成を果たしていくことに貢献できる人間でありたいと思っています。

このNOTEは、そんな人間が、コーチングやカウンセリングに向き合う中で考えること、感じることをアウトプットしていくNOTEになります。このほかの発信としては、企業広報支援や女性活躍支援を行う株式会社Ma Vieが行うM Dialogue やフリーランス向けサロンM freelance Salonにも企画協力・登壇しています。

コツコツ記していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!


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