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ヒットではなくホームランを打ちたかった18年間。人生で目指す「圧倒的勝利」のためにPocochaを選んだ理由。|入社エントリ

初めまして、金丸裕佑と申します。私は新卒で金融会社に入社、その後MBAを取得した後、コンサルティング会社に転職、そしてミクシィで社長室マネージャー、事業開発部部長を務め、このたびPocochaにジョインしました。

Pocochaに入るまで、そして今もずっと抱えているのは「勝ちたい」という思いでした。 とにかく勝ちたかった。軌道に乗ったと思いきやまたも勝ちきれない……そんな歯痒い思いをたくさんしてきました。

これまでの18年間のキャリアを通して、呪いの様に抱え続けているのは「ぶっちぎりで突き抜けて勝ちたい」、それも自分ひとりではなく、ファミリーと呼べる様な「熱狂した仲間と一緒に勝ちたい」という気持ちでした。

自分にとってビジネスで「勝つ」とは、「圧倒的に勝つ」事を指し、それは業界に変革を起こす様な、ホームランを打つことを意味しています。企業には3社勤め、起業も経験してきましたが、ちょっとしたヒットでは勝ちと認められず、ずっと「勝てていない」という強烈な劣等感と挫折感があります。

だからこそ、事業で芽生えたこの劣等感と挫折感は事業でしか払拭出来ないと考え、Pocochaにジョインしました。そして、今、この瞬間も、絶えず渇望し続けています。

今回、入社エントリを書く機会に、「圧倒的勝利」とは何か?なぜそこまで渇望するのか?について振り返ってみました。

正直、この記事をリリースするまでに何度も手が止まりかけました・・・(笑)ですが、同じような想いを抱えている誰かに届くことを心から願ってますし、その方がこの先一緒に勝利を目指す仲間になるかもしれないことに今はワクワクしています。

金融会社で数千億円規模の事業を経験、その後コンサルに転職するも抱いた「事業に対する枯渇感」

8年前の私は、新卒で入社した金融会社で10年が経過し、いわゆる経営企画と事業企画が合わさったような組織にいました。数千億円規模の売上高をあげる事業を抱え、やりがいを感じる一方で、世の中にあるたくさんの事業領域や企業を俯瞰して体感したいと感じ、経営コンサルタントに転職することに。

その後コンサルティング会社へ転職し、一定の評価も得られていましたし、好んで早朝から日が変わるまで仕事をしていて、毎日本当に充実していました。
一方で、前職で味わっていた、事業に向き合うことに対する責任やヒリヒリとした感覚と比較して、飢餓感や物足りなさを感じていました。

責任を持ちたいのに、裏方であるがゆえ当事者になりきれない。事業に対する枯渇感を抱く様になっていました。二年目で「ここじゃない、事業会社に戻ろう」と決めました。

事業での「生きた体験」への渇望は、すでにこの時から始まっていたのだと思います。

成長の踊り場にいたミクシィに参画、モンストに匹敵するホームランを目指す

そのタイミングで、事業への渇望と「コミュニケーション」という事業ドメインへの共感から、当時成長の踊り場にあった株式会社ミクシィに参画することになります。

私がジョインした2019年のミクシィは、モンスターストライクの経営で培ったナレッジや潤沢な保有現金残高を活用し、次のモンストに匹敵するようなホームランを出そうとしている、そんな成長の踊り場にいました。そのような状況下、会社はその踊り場を確かなものにする人材として、社長直下のチームで新規事業の立ち上げ会社全体の戦略を描ける人材を求めていました。

そして、私にとっては、ミクシィが自社の事業ドメインを「コミュニケーション」と定義し、友人や家族等のリアルな関係におけるコミュニケーションを大切にしていたことは大きな魅力でした。当時の自分は、新卒後キャリアを築く中で、「コミュニケーション」は手段だけでなく目的にもなり得ると感じ、それがすごく大切なものとして自分の中にありました。

こうしてミクシィとお互いのニーズが一致していたことに、「ここしかない」と、とても運命的に感じたのを覚えています。

ミクシィで得たかった、事業づくりや事業をスケールさせる自分自身の「生きた体験」

私がミクシィで得たかったのは、「事業づくりや事業をスケールさせる、自分自身の生きた体験を得ること」でした。非線形の成長を遂げた強さや真髄を紐解き、理解して、ミクシィから出していく事業に転用することはできないかと考えていました。

ソーシャルやコミュニケーションの可能性を心の底から信じていましたし、事業づくりや事業をスケールさせる際のサービスがグロースする瞬間やユーザーが喜ぶ瞬間を目にする「生きた体験」を渇望していたのです。

ミクシィで私がやっていたことは大きく分けて、新規事業の立ち上げ、社長直下案件の推進、戦略立案、組織開発、人材の採用・育成の5つでした。

一つ目の新規事業の立ち上げでは、スポーツと公営ギャンブルとゲームの領域で新規事業を立ち上げました。

そして、二つ目の社長直下案件の推進では、多様なプロジェクトを経験しました。事業開発部(旧:社長室)のマネージャーとして3年間をここで過ごし、150人規模の組織である本部門全体の予算や組織運営・組織開発も任されていました。どこの部署にも属していない「重たいボール」について、基本的にファーストコールで声がかかる場所でした。

プロジェクトを進める上で、社内外に重要なステークホルダーがいた場合、上司であり、CEOの弘毅さん(現・株式会社MIXI代表取締役社長 木村 弘毅氏)を中心に、適切な企業や人財を適切なタイミングで紹介し繋いでくれるような会社でした。もちろん楽しいことばかりではなかったですが、信頼と感謝、それに伴う高い評価を得られていたのはありがたかったですし、仲間を作ることができていました。

世の中を変える様な「ホームラン」を生み出せなかった悔しさ

沢山の経験をさせて頂ける機会に恵まれたものの、私はミクシィにいる3年間で世の中を変える様な大成功、「ホームラン」を生み出すことができませんでした。プロダクトを興してはリリースまでいたらない、リリースしたとしてもスケールさせられることができない、と苦しい経験も悔しい経験も多かったです。

当時、ミクシィは第三の成長期の柱となる事業をクイックに成し遂げるため、ミクシィは私に立ち上げの初期の部分を任せたいと考えていましたが、私自身が求めていたのは、プロダクト開発からグロースフェーズまで腰を据えてどっぷりと浸かることでした。

どれだけ自分がこだわり抜いた構想を考えても、最後は名プロデューサーと呼ばれる人たちにバトンを託す日々
。事業の成功確度を最大限高める上で、蓋然性という観点においてミクシィの判断は絶対的に正しかったのですが、エゴも含め、個人のわがままな感情としては、任せてもらえない自分の無力さがとても悔しくて、誰もいないオフィスで無意識に机をバンバン叩いたこともありました。

「ミクシィのバスに乗ってはいるけど、運転手ではなくて、あくまで乗組員の一人なのだ」という感覚がずっとありましたし、「どうしたらオーナーとして任せてもらえるだろうか。」と葛藤する日々でした。

自分がオーナーとして信頼してもらえるような実績作りを在職中に成し遂げられなかったこと。メンバーに自分の弱さも含めたすべてをさらけ出して、助けを求める様な事が出来ていなかったこと。組織全体を熱狂させ、「コトに向かわせる」ことができていなかったこと

もしこういったことができていれば、事業に伴うネガティブな部分も共感し合え、さらなる信頼を生み出し、結果として、そこからアクセルを踏めたのではないか。
これは今でも悔しく、反省している部分です。

こうして「熱狂した仲間との圧倒的勝利」への渇望は、むしろ強烈な劣等感と挫折感の芽生えによってさらに強くなっていました。

綿密な思想設計と「圧倒的勝利」を追い求める同志のような仲間

ミクシィでの経験を経て、サービスの大成功には、「魅力的なプロダクト」だけではなく、「ユーザー間でバイラルしていく仕組み」作り、非線形で急速に成長させた後に、持続・成熟させていく「スケーリング戦略」が必要だと考えていました。又、それと同じくらい、これらを機能させ、成長させていくことが出来る「組織」づくりが両輪で求められるとも感じていました。

では、上記のような事業づくりや事業をスケールさせる自分自身の「生きた体験」はどうしたら得られるのだろうか。そう思っていたときに、Pocochaに出会いました。
そして、Pocochaについて知れば知るほど、ここが自分のいるべき場所なんだと純粋に思いました。

Pocochaでは、プロダクトの背景にある綿密な思想設計に、そして、何より、その思想に基づいた実施施策を意気揚々と語る組織メンバーに惹かれま した。

そして、Pocochaには、自分と同じように本気で勝つことを追い求めている同志のようなメンバーがいました。日本発グローバルの挑戦を本気で信じているし、彼らとPocochaという組織には、それを実現させる可能性も感じました。

国内では極めて稀有なユニコーン事業として、プロダクトがここから広がっていくだろうなという確信。むしろ広げなければいけないという使命感。Pocochaという土俵であれば、自分の持っているスキルや知見が活かせるし、自分に足りていない部分を極めて難易度の高い挑戦の中で補い、鋭利な武器にしていける。

熱狂した組織での熱狂した事業づくり。圧倒的勝利。それらを感じる、生きた体験。自分自身が渇望していたものが、ここに存在しているかもしれないと衝撃を受けました。

「まだまだこれから。」日々事業の成長も自分自身の成長も実感できる環境

事業で負った悔しさは、事業でしか解決できない。だからこそ、Pocochaを成功させて、自分自身の物語としても実現させたい。そして、その未来は信じられているし、見えている。「まだまだこれから。」そう思っています。

そして、「ここが自分のいるべき場所だ」という自分の直感が間違いでなかったことは、今この瞬間も活きた躍動として感じられています。

Pocochaは、自分と向き合い続けないといけない、鏡のような環境だと思っています。

  1. デイリーやウィークリーで成長を実感する環境
    年齢やキャリアを重ねると自分のビジネス戦闘力も高まり、短期的な成長を感じづらくなってきますが、Pocochaでは、デイリーやウィークリー、早いときには時間単位で学びがあり、自分の成長を実感することができている。それをこの歳になって体験できたのは貴重なことです。ときにはこれまでの自分の考え方・やり方を含め、自己否定の連続となる為、辛くなることもありますが、大きな成長や変革は、相応の痛みを伴うものであるので、返って、自身の中で、Pocochaへの期待を助長している様にも感じています。

  2. 事業をスケールさせるためにできることを組織全員が最大限できる環境
    これまで感じたことがない粒度で、組織全体の狂った様な熱狂を肌で感じています。記事では伝えられない部分があるので読んでくださっている方にメンバーを紹介したいくらいなのですが(笑)、Pocochaでは「運転手」も「乗組員」もなく、全員がオールを漕いでいると感じました。
    Pocochaにいるのは、まずPocochaをめちゃくちゃ好きだからというのが前提としてあり、だからこそユーザーに真摯でありたいと思うし、メンバーも同じように、異常なほどの熱量で共感してくれます。そこを裏切ることができないから、成果にこだわりたいと思う。事業をスケールするためにできることを組織全員が最大限やりきれる環境だと思いました。

  3. 事業の成長を超えるような成長を求められる環境
    自分が事業の成長を飛び越えるような成長をしないとついていけないし、リードしていくこともできない、という緊張感があります。もしかしたら、確立したビジネスモデルで、定常的なKPIマネジメントを元にグロースハックしていくようなキャリアの人には合わないかもしれません。ただ、自分自身の手で成し遂げたいことがあって、だからこそ今この瞬間を生きていて、全てを懸けたいという熱い志を持っている人にとっては、これ以上ない場所だと思います。

プラットフォームの複雑性に挑むPocochaだからこそ、組織もさらに多様に

Pocochaには、プロダクトとPFの設計は「国造り」であるという壮大な思想があり、全てのユーザーさんにとって居心地の良い豊かな国をつくれるか?という観点があらゆる領域の基盤にあります。(もしこの思想について興味があれば後ろでCULTURE DECKを紹介しているのでご覧ください。)また、「国造り」はユーザーさんが参加して共創していくものでもあります。

今、私が所属するコミュニティチームは、ユーザーさんと最も近いところで、ユーザーさん同士の居場所づくり、PFへの愛着形成、そしてユーザーさんとのPF共創を図っており、Pocochaが目指すソーシャルの行先を最先端で体感できる場所だと思っています。

そしてそれは、プロダクトや施策の構想だけでなく、リリースされた後のユーザーさんやコミュニティにおけるあらゆるフィードバックにも触れ続けられる環境であり、自分が求めていたものが得られていると感じています。

そのために、自分がやるべきことは、ユーザー理解の解像度を高く追求していき、次なる打ち手を体系化し、機能させていくことだと思っています。

正直、自分はソーシャルサービスを出す会社の最前線にいたので、多少なりとも知見はあると思っていました。しかし、Pocochaに入ってみて、組織としてソーシャルに関する知見やビジネスに応用するメソッドが想像以上に広く深くあることに驚きました。そこは新たに吸収しながら、自分が他の事業作りで培ってきたものと融合することでもっとユーザーさんにとって居心地の良い環境を作っていきたいと思っています。

また、最近はシニアなメンバーも入ってきている状況ですが、今のPocochaは、Pocochaでしか働いたことがない為他の世界を知らないという若いメンバーも多くいます。したがって、他の領域の経験や、企画以外のビジネスの知識によって、企画を作る手法も多様になっていきます。そういった組織を強くするような部分にも貢献していきたいですね。

▲同じタイミングでPocochaにジョインした同期メンバー。半分以上が起業経験者でした。

Pocochaはプラットフォームの難しさと向き合おうとしている組織であり、だからこそチームにもっと多様な人材がいるべきだと思います。全く関係のない領域でキャリアを積んできた人が入ることで、ユーザーと接している球の表面積を広げていくことができるかもしれない。根本的なところで事業への想いがある人ともっと繋がれたら嬉しいですし、熱量が狂っているほど高い人とぜひ一緒に頑張っていきたいと思っています。

今、このチケットを使って、Pocochaの世界ツアーにジョインするべき

今回の記事では、自分のこれまでのキャリアと「圧倒的勝利」への渇望と挫折感を強めた経緯を振り返りつつ、Pocochaを選んだ理由をお話しさせていただきました。Pocochaとランデブーすることで、残りの人生の可能性と成果をマキシマイズできると感じた要素として、入社前に読んだCulture Deckで強く印象に残った箇所がいくつかあるので紹介させてください。

まず、開いて2ページ目にある水田からのメッセージは、キャリアを通して、失敗と挫折ばかりを繰り返していた私に、猛烈な共感プロダクトの理念に強い憧憬の念を抱かせました。

ソーシャルサービス、ネットワークプロダクトに携わった事がある人財であれば、誰もが一度は夢見たことがある非線形の指数関数的なスケールの仕方に、海外サービスにも劣らない「ユニコーン」の勢いを感じ、「今しかないんじゃないか?」「こんな機会はキャリアの中で二度とないんじゃないか?」と思いました。同時に、信じられない速度で成長しているからこそ、内部は想像を絶する程、カオスな状況になっているに違いないとワクワクしたのも覚えています。

PocochaがMissionとして掲げている「LiveLinkLife」は、大切な人とのこころとこころのつながり、唯一無二の居場所の存在が前提になっており、「心もつながる場と機会の創造。」をミッションとして定めているMIXIが原点である自分にとっては、最上流の思想レベルで共鳴出来ました。

正直なところ、プロダクトとPFの設計は「国造り」であるという壮大な思想に衝撃を受けたのと同時に、その解像度の高さ、フレームの美しさ、背景に感じた圧倒的なリテラシー水準に強烈な嫉妬心を頂きました。。。一方で、Pocochaがどれだけソーシャルサービスを理解しているのかもこのたった一枚のスライドだけで容易に理解することが出来、自分の想像を超える世界が今この瞬間にも築き上げられている事に胸が高鳴りました。

現在の成長度合い、成長速度に全く満足せず、国内初のソーシャルPFサービスとして、本気で世界を取りに行こうとする姿勢がこの1ページには込められており、間違いなく「今日が一番おもしろい」「今が一番重要」だからこそ、今、このチケットを使って、Pocochaの世界ツアーにジョインするべきと胸が高まりました。

同じような想いを抱えている方に伝えたい

つたない文書にも関わらず、まずはここまで読んでくださったことに、心から感謝いたします!
冒頭にお伝えした通り、同じような想いを抱えている方に出会えることを楽しみにしていますし、一緒に勝利を目指す仲間になるかもしれないことにワクワクしています。
是非、直接Pocochaをお話させて頂く機会をください!
その高まった気持ちのまま、こちらのリンクを押してください!

Pococha カジュアル面談(金丸とのカジュアル面談になります。)

正式応募前で興味を持っていただけているくらいの段階でも金丸は話したいですし、せっかく記事を読んでいただいたので履歴書職務経歴書の添付は不要です!


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