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『自分で流れを整える』 てくてく通信 +🎈 #13

こんにちは、英会話Oneのただともこです。読む瞑想マガジンへようこそ。
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あなたの毎日の底に静かで気持ちのいい音楽が流れますように。


流れを整える

桜が一斉に咲き始めました。これはどうしてか、私にとってはとっても嬉しいものなのですね。みなさんはどうですか?通り道の知事公館の桜が見事でした。皆さんは水を使いますか?私は水を使うのも、水で遊ぶのも大好きです。昨年、ゴッコラさんでハロウィンをさせてもらって、半日くらいお店に立たせてもらいました。ガードレールの掃除をしたり、店長の中村さんと二人でよもやま話をしたりして、時間はずんずん進んでいったのですが、途中で、中村さんが、滑らかな動きで、私の座っていた椅子の後ろ側に大量にあった大きな花瓶の水を変え始めました。ひとつずつ。ざっくりと。そうしたら、水が変わるたびに、そのあたりがぴかぴか輝きだしたのです。うぁー!と思いながら、内心大拍手をしてその光景を私は目の当たりにしました。このことを中村さんに伝えたら、「これは見習いさんがやる仕事ともいわれているんだけどね、私は好きで、任せないでやるんだ。」とおっしゃっていました。水を変えるだけなのになんでこんなにきれいになるんだろう?その時、私の心に印象深くこの体験は残りました。

今、仕事に来ると、大体花を持ってくるので、花の水を変えることから仕事が始まります。息を整えたり、場所全体のよどんでいるものを流したり、私の心のピントを合わせたり、いる人々の心のピントを一瞬合わせたりするのに、とても役に立ちます。最初は「楽だなぁ」くらいにしか思わなかったのですが、だんだん、これよりいい方法がほかには思いつかないくらいに、自分が整う方法として定着してきました。家でも、夜、花瓶の水を変えます。それも、やはり、部屋全体の淀みを少し流したり、部屋と私のピントを合わせたり、私の中の汚れを流したりするのに役に立っているようです。そうか!と思うのです。花を飾ること、生き物を手入れすることの中には、こういう要素も入っていたのだと。

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