見出し画像

有休消化幸せ1人旅について~その2~

6月の有休消化幸せ1人旅の2日目について書きます。

京都2日目は、朝から西芳寺、通称「苔寺」へ。

青々とした苔が美しいお寺で、参拝はインターネットかハガキで事前予約が必要となります。

以前大学時代の友人と一緒に行きましたが、とても美しかったので1人でリピートすることにしたのです。

清水五条の宿泊ホテルから15分ほど歩き、阪急京都線の京都河原町駅から桂駅まで乗り、その後阪急嵐山線に乗り換え、一駅先の上桂駅で下車です。

上桂駅から西芳寺までは徒歩20分程度の道のりですが、歩くのが好きなのと、普段タクシーに乗ることのない一般庶民なので、もちろん歩きます(笑)

以前来たときには、友人とこのお店でとろろそばを食べたなあと思いながら、目的地の西芳寺に到着です。

予約した参拝時間になるまで門の前で並んで待機ですが、予約制のため人が少なく快適です。

英語が話せるスタッフさんがお客さんを誘導していたのは、数年前と比較しアップデートを感じました。

10時になり、いよいよ入場です。

西芳寺の拝観は、まずは写経からです。
御朱印をいただく場合は、写経の前に御朱印帳をあずけ、写経後に受け取ります。

どーんと見開き1ページ!

写経。日常生活ではまずすることのない写経。
そもそも筆ペンを持つことすらありません。

写経の前にうっすら目を閉じて心を落ち着けた後、経典の意味を読み、その後写経スタートです。
その空間では話をする人はもちろんおらず、邪念のない無に近い状態で集中することができます。

写経を終えた用紙は奉納するもよし、お守りとして持ち帰るもよしです。

その後、苔が美しく生い茂る庭園を観に行きます。

この日は少し雨が降っていましたが、苔が濡れた様子も素敵でした。

苔寺を見終え、時刻は11時過ぎ。
その後は歩いてすぐの鈴虫寺参拝を予定しておりましたが、少し早いものの先にお昼ごはんにすることにしました。

狙っていた素敵な雰囲気のカフェは、この日は臨時休業なのか営業しておらず。
別の候補のカフェに行くことにしました。

カフェ ド レザミさん。
とてもいい雰囲気です。
内装がすでに素敵。期待大です。
カレーに付く手作りポテトサラダが、これまた絶品でした!
牛すじの特製焼きチーズカレー。

素敵な内装にぴったりな素敵なマダムが切り盛りするカフェで、牛すじの焼きチーズカレーをいただきましたが、とっても美味しかったです!

私が入店した際には先客はいませんでしたが、その後常連さんらしきお客さんが2組ほど入ってこられ、皆に愛されているお店なんだなと感じました。

昼食の後は鈴虫寺へ。
一年中鈴虫が鳴いていることと、ありがたく面白いお坊さんの説法を聞けること、そして願い事が叶うというわらじを履いたお地蔵さんが有名なお寺です。
こちらも同じく大学時代の友人と以前参拝しており、今回は再訪になります。

入場まで少し待った後、まずは鈴虫が鳴くお座敷で30分ほど、お茶とお菓子をいただきながら法話を聞きます。
特に印象に残ったのは、どんなときも微笑みをたやさないことで、良いことであったり人であったりが舞い込んでくるということ。
いつも微笑んでいる人って、話しかけたくなりますし魅力的ですもんね。
真顔でも優しい表情になるようにまずは意識することから始めています。

法話の後はお庭を少し見て、御朱印をいただきます。

貼り付けるタイプでした。
わらじを履いた、幸福地蔵菩薩様。

お地蔵さんにお願い事をする際には、幸福御守を両手で挟んで、1つだけお願い事を言います。
お地蔵様がわらじを履いているのは、願い事を叶えに皆の家まで来てくれるからだそうです。

お願い事が叶ったらまたお礼参りに行きたいものです。

鈴虫寺を見終え、時刻は14時頃。
来た道を戻り、西桂駅へ向かいます。
そして、同じく行きと同じ経路で京都河原町駅まで電車で戻り、宿泊ホテルで一息ついた後、今度は歩いて三十三間堂です。

薄々気付き始めていましたが、今回宿泊した清水五条駅付近は、どこへ行くにも便利で最高過ぎました。

私が特に歩く人種ということもありますが、清水寺や三十三間堂、錦市場、建仁寺といった観光名所だけでなく、高島屋や大丸などのあるショッピングエリアも徒歩圏内。
京阪本線と阪急京都線の駅が近く、電車での移動もやりやすい。

オーバーツーリズムにより、京都のバスは混雑しているイメージを抱いていたため、今回の京都旅ではバスを一度も利用しませんでしたが、全く不便なことはありませんでした。

ホテルから15分程歩き、三十三間堂へ到着です。

1001体もの仏像全てのお顔を見比べてみたいものです。(当然、後ろの方の仏像のお顔は全く見えない)

御朱印はお堂の中央当たりでいただけます。

お堂の中は写真撮影禁止ですが、写真を撮ったらしき外国人観光客とスタッフさんが、撮った撮ってない、写真フォルダを見せろなどと言ってモメていました。
異国の方よ、他国に遊びに行くなら、その国のルールは守ってくれよと思います。

物販コーナーで頭痛封じの御守がを見つけ、重度の片頭痛持ちの夫に買ってあげました。
どうやら三十三間堂を創建させた後白河上皇が頭痛持ちだったようで、三十三間堂最古の御守だそうです。
これを持ち歩くようになってから、夫の頭痛発作が明らかに起こらなくなっているので、効果は絶大といったところです。

三十三間堂の後、新しくできたらしいソフトクリーム屋さんで、JKの並ぶ列に交じって並び、紅芋ソフトを食べました。

今夜もアイス 京都店

この日も夜はあまりお腹が空かず、どうしようかと考えながら京都の町をウロウロと徘徊し、結局デパ地下で値下げされていたお弁当を買ってホテルの部屋で食べました。

出汁巻きがどうしても食べたかったので、出汁巻きを軸に探しました。

1人旅2日目はそんな感じで終えました。
やはり1人旅というのは最高です。
話し相手がいないため、観光地での滞在時間は人といるときより短くなりますが、その分ホテルでの自由時間が増えるということで良いのではないでしょうか。

3日目以降のことは、また次の記事で書きます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?