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【ARASHI's Diary】ラッパーとしての櫻井翔

みなさん、おはようございます。



先日、5/29にNETFLIXで配信されている”嵐”のドキュメンタリー番組「ARASHI's Diary」で櫻井翔回”SHO's Diary”が配信されました。




まず「ARASHI's Diary」の感じがそこらの俳優、アイドルとかのドキュメンタリーではなく、完全に嵐をアーティストとして見立ててる感じが、グッと心掴まれました。

以前まで嵐20周年のツアーまでの道のりを配信してたんですが、そこでの松潤が完全にアイドルじゃなくて演出家。制作側のスタッフなんですよね。

ずっとメガネかけててつばが水平の帽子かぶって髭も剃らずにずっとスタッフと打ち合わせしてる。

その打ち合わせもスタッフが演者に「今日こんな感じでお願いします」とかの感じではなく、「松本さんチェックお願いします」

え!?松潤総指揮!?



もう完全にTVでは見られない嵐がしっかり記録されてるのでぜひオススメですね。

そして今回の櫻井翔のメイン回”SHO's Diary”で櫻井翔と"m-flo"のVERBALが対談するシーンがあったんですけど、

櫻井翔のラップ熱、ヒップホップ熱がすごい。

ジャニーズのラップなんて今では当たり前のように1グループに1人ラップ担当がいる時代なんですが、

その「J-POPにラップを入れるという新しいラップを作ったのが櫻井翔」って言ってて、そのアーティスト的側面でもやっぱ嵐ってすげーって思えますね。




というわけで今回は櫻井翔のラップ、いわゆる”サクラップ”がカッコいい嵐の楽曲を紹介していきたいと思います!





【ARASHI's Diary】ラッパーとしての櫻井翔①

Lucky Man/嵐

・「ARASHI's Diary」で語られていたのがこの「Lucky Man」なんですが、このイントロ序盤ヒップホップ特有の結構ハイテンポなコール&レスポンスがあるんですが、まずそんなコール&レスポンスという文化を大衆に広めたのが櫻井って言ってるんですよ。

・今でこそロックだろうがラップだろうが、それこそJ-POPだろうと、コール&レスポンスなんて当たり前で、誰もが知ってて、誰もがやってるやつなんですけど、櫻井翔が「今ここでこんな事を喋ってて、なにそれ当たり前じゃん、って見てる人が思ってたら勝ち」って言ってるんですよ。マジかよ。櫻井。

・サクラップって昔から人気があって、サクラップの部分だけを抽出してまとめたものとか昔からあったんですけど、やっぱそれほど櫻井がヒップホップ愛してたからこそサクラップも世間に愛されてたんだなあと今回の「ARASHI's Diary」を見て思いましたね。






【ARASHI's Diary】ラッパーとしての櫻井翔②

a Day in Our Life/嵐

・昔の嵐の楽曲って、ほぼ櫻井がラップして、サビやBメロで4人が歌うっていうの多いんですけど、この曲は異常ですよね。ほぼサクラップ。まあ木更津キャッツアイの主題歌なんで良いかってなったんですかね。いやあんま嵐ってそういうあいつの方が目立ってるとか興味なさそうだよな。

・このころの櫻井って、かなり低めの声でラップしてるんですけどこれってもしかしてzeebra意識してんのかな?

・ちゃんとヒップホップ好きだからこそちゃんと自分がリスペクトしてるヒップホップを研究したんだろう。







【ARASHI's Diary】ラッパーとしての櫻井翔③

T.A.B.O.O/櫻井翔

・この頃はもう嵐は最盛期と言っても過言ではないんですけど、この頃にはもう嵐のヒップホップ感が若干薄れていって、J-POP強めになってきましたよね。

・でもその変化に隔たりがないんですよね。物凄く滑らか。すごく滑らかに自然に変化していったので、もはや気付かない。気付いたらJ-POPになってた感じなんです。

・そしてこれよりちょっと前に櫻井が「hip pop boogie」っていう歌作ってたんですけど、ヒップホップにはなれないけど俺のラップはヒップなポップみたいな事言っててあ、完全にJ-POPにヒップホップを落とし込める事が自分の仕事であり個性であり、そしてそれを受け入れるってのがカッケーって思いました。






【ARASHI's Diary】ラッパーとしての櫻井翔④

Summer Splash!/嵐

・そしてこれが櫻井が吹っ切れたというか、自分のラップはJ-POPでしかないというのを受け入れたような曲なのかなと思います。

・もうzeebraみたいに低めの声でオラつきながら歌ってもなく、それよりもラップを分かりやすく歌うってのにシフトチェンジしたのではないでしょうか。そしてこの頃にはファンモンとかGReeeeNとか分かりやすいラップってのが流行ってたんですよね。まあそれの先駆者も櫻井なのかなって思います。

・でもVERBALは「櫻井が分かりづらいアングラなヒップホップを分かりやすく大衆に落とし込めたからこそ今HIPHOPが日本中に広まってる」って言ってるんですよね。







【ARASHI's Diary】ラッパーとしての櫻井翔⑤

P・A・R・A・D・O・X/嵐

・そしてこの曲であの低音ラップが復活したんですよね。

・この「LOVE」というアルバムが確かアメリカかどっか外国に行って、そのあとに作ったみたいなアルバムで、結構このアルバムはFUNKとかR&B系のブラックミュージックを取り入れたアルバムだったので久々に低音サクラップ解禁したんじゃないんでしょうか。

・もし嵐活休になったら櫻井ソロでヒップホップアルバムとか作らんかな。








というわけで今回はサクラップを紹介いたしました。



では僕は、ミリタリーショップにでも行って迷彩の服でも買いに行きます。



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