サカナクション攻略本【入門編】
Mみなさん、おはようございます。
皆さんはサカナクションをご存知でしょうか?
多分結構多くの方が知ってらっしゃいますよね。
ただサカナクションってゲスの極み乙女。やKANA-BOONとかと一緒に出てきたわけでもなく、Suchmosが作ったシティポップブームから出てきたわけでもなく、ましてやワンオクやRADなどが台頭してきた時代でもない、すごい微妙な時期に急に現れましたよね。
そこから常に一定のポジションで売れ続けているので、”知ってるけどファンになる流れに乗り遅れてちゃんと聴けてない”という方多いのではないでしょうか。
しかもMac使ったり、雰囲気が結構難しい音楽やってそうな雰囲気なので、今更踏み込むのも遅く感じたり、既存のファンも曲者っぽそうで”にわか”と蔑まれるか、逆に歓迎されたら歓迎されたでグイグイがしんどそうとか、一歩踏み込みにくいという方もいるのではないでしょうか。
というわけで今回はサカナクション攻略本【入門編】として一旦これを聴いてみようという入り口を用意致しました!
サカナクション攻略本【入門編】①
新宝島/サカナクション
・まずは新宝島を攻略しましょう!佐藤健のYouTubeチャンネルで今神木隆之介くんと旅行行ってますよね。佐藤健×神木隆之介といえば”実写版バクマン。”ですね!そしてその”実写版バクマン。”の主題歌が”新宝島”!
・このシンセサイザーの最高に軽快でキャッチーなメロディにさらにテクノビートやテクノヴォイス使っちゃうと中田ヤスタカが作るきゃりーぱみゅぱみゅとかPerfumeみたいになっちゃうのでこのメロディにしっかりとギター、ベース、ドラムのバンドサウンドを見合わせてるところがミソですね。
・まあこの曲といったら今はやっぱりMVを語らずにはいられないですよね。そうです。あの志村けんがいたドリフメンバーの番組”8時だよ!全員集合”のオープニングのオマージュです。過去の伝説をオマージュすることによって我々のような若者でもドリフを認識し、志村けんの偉大さを後世に語れるようにしてくれたサカナクション、ありがとうございます。
サカナクション攻略本【入門編】②
アイデンティティ/サカナクション
・サカナクション人気曲の中でもアップテンポのキラーチューンですね。
・以外にもこの曲2010年発売なんですね。は?10年前の曲!?
・サビの「どうしてー!!!!」カラオケで歌ったら最高ですよ〜。布施明の”君は薔薇より美しい”の「変わったー!!!!!」と同じぐらいカロリー消費できます。平均13.6kcalが目安ですね。
サカナクション攻略本【入門編】③
『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』/サカナクション
・あ〜これこれ、曲名聞いたことあるけどめっちゃ難しそうだから手出せなかったんだよね〜という方も多いのではないでしょうか。この機会に聞いてみましょう。意外と聴きやすいんですよね。
・確かにいろんなシンセサイザーの音が鳴り響いてるので、ファーストインパクトはうわ、って思うかもしれないですが、メロディが日本人に馴染みのあるキャッチーで軽快なメロディで、リズムも日本人が大好きな丁度いいリズムなのですごく聴きやすいんですね!この曲攻略すると結構サカナクションの幅が広がります。最初きょどってしまった電子音がクセになってしまったらサカナクション沼へご入水ですね。
・そして衝撃のMVを見ましょう。奇妙!この奇々怪界な山口一郎(Vo.)ワールドを味わいましょう。あ、引いちゃいました?まあ直に慣れます。
サカナクション攻略本【入門編】④
2.「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」/サカナクション
・「新宝島」のカップリング曲なんですが、結構聴きやすいです。てか今Suchmosなどのシティポップ聴いてるよ!って方はこの曲から入っても良いかもしれません。
・めちゃくちゃこの曲はシティポップシティポップしてるんですね。サカナクションって結構オシャレなイメージもあるけど、サブカルロックバンドのイメージもあって、はたまたテクノなイメージもあるので逆に入りづらいと思うんですが、この曲はオシャレに全振りした、先ほどの奇々怪界山口一郎ワールドもないので、普通にオシャレなダンスミュージックとして聞けます。
・サカナクションのキーボード担当の岡崎さんという方はいつも1人だけとんでもない格好で演奏してらっしゃいまして、なので自ずとシンセの音も結構独特な音を奏でていらっしゃるんですがこの曲はしっかりシティポップ御用達のエレクトリックピアノでオシャレな音を鳴り響かせてらっしゃいます。
サカナクション攻略本【入門編】⑤
・ラストは"多分、風。"です。サカナクションの要素としてこれまでまずはインパクトのある”新宝島”、アップテンポでロックな”アイデンティティ”、”バッハ”の奇々怪界な山口一郎ワールド、オシャレシティポップな"聴きリキ"。そして最後に欠かせないサカナクションの要素、”80年代感”があります。
・どうでしょうか。この"多分、風。"のシンセサイザーのメロディ、なんか80年代っぽくないですか?バブル臭漂いますよね。そう、ここ数年の山口一郎さんは80年代にハマり始めてこういう80'sエッセンスを何かしら盛り込んでくるんですよね。
・そして昨日、サカナクションのライブ映像がYouTubeで公開されて、多分、風。がバズってましたね。なんでも山口一郎の教祖感が強いらしいですよ。
というわけで今回はサカナクションを攻略する参考書を作成いたしました。
少しは入りやすくなったのではないでしょうか。
※追記
続編の「サカナクション攻略 邦ロック編」はこちら
では僕は明日から表参道26時にユリイカ釣りにいく約束が忘れられないのでさよならはエモーションですがグッドバイ。
YouTubeにてオリ曲アップしてます。ひとつよしなに。。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?