ポケット企画

「ポケットに入れて持ち運べるお芝居」をテーマに札幌で活動中の企画団体。 https://pocket-kikaku.com/

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  • #ポケットおきて 応援メッセージ

    まもなくポケット企画の最新公演「おきて」が開幕します。 そこで、ポケット企画とゆかりのある演劇人からお寄せいただいた応援メッセージを紹介します。

最近の記事

見えるのか 見ないのか 見たくないのか~ポケット企画「見ててよ」事前鑑賞会にて(わたなべひろみさん)

見えないモノを信じるか信じないか。それは人それぞれ。 他人が見えているものを「そんなの見えないよー。ウソつきー」と、否定するのは簡単だ。 もちろん、本当に見えていないのかもしれない。 でも、実は、「見えない」のではなくて、「見ようとしていない」あるいは、「見たくない」だけなのかもしれない……そんなことを考えながら、今回初という通し稽古を見せていただいた。 「見ててよ」というのは、誰の言葉なのか。 前回見た「おきて」もそうだったが、ポケット企画のつくる劇はタイトルから考えさ

    • あなたの物語を、霊視する―ポケット企画『見ててよ(再演)』によせて(かないりょうすけさん)

      私がポケット企画の演劇を観たのは2019年冬の第2回公演『平等の部屋/未明』が最初で、『見ててよ』の初演は私自身が札幌に移る前の公演で観られていなかったのだが、今回の再演に際して友人でもある代表の三瓶から通し稽古の映像を拝見する機会をいただいた。1時間強の上演を観終わり、まず感じたのはポケット企画らしい小気味良いセリフの応酬と素直でまっすぐな作り手の思いが感じられる作劇への懐かしさだった。5周年を迎えてもなお精力的に挑戦を続ける劇団が、原点ともいえる初演作に立ち返って行う再演

      • #ポケットおきて 応援メッセージVol.19|渡辺たけしさん(札幌)

        2022年8月に「ポケット企画」は、北海道ニセコエリア蘭越町までお芝居を運んできてくれました。ぼくが住む田舎町では、なかなか若い人たちのお芝居を観ることが少ないから、ちょっと刺激的でした。 先日、稽古場で「おきて」の、掘り出された原型のようなものを目撃しました。自分たちの焦燥や希望をなりふり構わず写しとる作劇は、今という日の魚拓ようだなと思いました。それは、とても羨ましいと思っています。 北海道の端っこに住むぼくが応援したところで、あんまりインフルエンスはないのだろうけれ

        • #ポケットおきて 応援メッセージVol.18|谷屋俊輔さん(大阪)

          頑張れ!ポケット企画! 昨年上演された『ゆうむすぶ星』参加されていた「おうさか学生演劇祭」で審査員をさせて頂いた御縁で観劇致しました。 実に演劇的、縦横無尽、概念に縛られない、けれど個人の感傷に寄り添った作風。大好物!両手で推しました! やったぜ最優秀賞! これが人工衛星はやぶさの物語でした。 僕も以前一人芝居で演じた題材。 宇宙と孤独と演劇。 時間も方法も違えど共闘した気持ちになってました。 今度のテーマは死生観?? これも気になる! 残念ながら同じ時間、別の劇場にいます、

        • 見えるのか 見ないのか 見たくないのか~ポケット企画「見ててよ」事前鑑賞会にて(わたなべひろみさん)

        • あなたの物語を、霊視する―ポケット企画『見ててよ(再演)』によせて(かないりょうすけさん)

        • #ポケットおきて 応援メッセージVol.19|渡辺たけしさん(札幌)

        • #ポケットおきて 応援メッセージVol.18|谷屋俊輔さん(大阪)

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        • #ポケットおきて 応援メッセージ
          19本

        記事

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.17|清水友陽さん(札幌)

          三瓶くんのこと 高校3年生の時に、劇団清水企画の公演に出演してもらいました。 確か、その時に入団したいというようなことを話してくれて、でも高校生は入団できませんって言ったら、卒業して4月1日に電話がかかってきて入団したいと言ったので、エイプリルフールの嘘かと思いました。りゅうたは、そんな行動力の人です。 大阪で公演とのことですが、国内外どんどんあちこちで演劇をやって、いろいろな人にお世話になったり、いろいろな人と仲良くなったりすると良いなと思います。 応援コメントとい

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.17|清水友陽さん(札幌)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.16|藤原治基さん(大阪)

          ポケット企画さんとの出会いは2022年3月、おうさか学生演劇祭Vol.15参加作品「ゆうむすぶ星」。 全国学生演劇祭からの招致公演として北海道からご参加いただきました。 圧倒的な完成度と役者個々の表現力で、この年の最優秀劇団賞を受賞しました。 あれから1年足らず。 今度は単独公演としてポケット企画が大阪に帰ってきます。 まだまだコロナが落ちづかない時期にこうして遠方から来ていただけるだけで本当にありがたい。 そして、また彼らの新たなパフォーマンスを大阪で観られることは本

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.16|藤原治基さん(大阪)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.15|池田優香さん(札幌)

          ポケット企画の上演を初めて観たのは、2020年。そこから2年間、数々の上演を観てきました。「おもしろいものをつくりたい」という熱意だけではなく、そこに学びや新たな稽古場での試み、チームクリエイションなども伴っていること。そしてそのことを絶えず発信してくれていることが、多くの人の興味を惹く彼らの魅力/戦略なのだと思います。 『おきて』は、身体に注目しているようです。劇場の不思議な時間の中で、何を体験させてくれるのか、とても楽しみです。 また、今回は大阪公演もあるようですね。真

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.15|池田優香さん(札幌)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.14|古後七海さん(大阪)

          ポケット企画は、仲間とともに1000km先からやってきて、おうさか学生演劇祭の最優秀賞をかっさらっていった。 『ゆうむすぶ星』という作品は、うらやましかった。舞台の装置、小道具、衣装、音楽、明かり、ことばとからだを存分に使う俳優たち、すべてが楽しそうだった。細部に神さまを宿らせるために、チームが丁寧に楽しんだのだとおもった。 また彼らが大阪に来る。また1000km先から、かっさらう準備をして、やってくるのだ。 ……あーあ、めちゃめちゃ、おもんなかったらいいのになー!

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.14|古後七海さん(大阪)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.13|中野葉月さん(札幌)

          ポケット企画は何事もバチーンと大胆に挑戦しながら外側を削り続け、内なる演劇の魔力を磨きあげようと手が止まらない、という印象です。表現に対して真摯に楽もうとする姿勢を崩しません。それは代表の三瓶くんだけではなく、メンバー全員に言えることなので更にすごいです。守りに入らず、常に探求をやめないホットな部分が魅力です。 こんなにも演劇が好きで、演劇に浸り続ける同世代をあまり知りません。彼らが面白がっているものが少しずつ周りを巻き込んでいった結果、札幌の若手劇団といえばポケット企画と

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.13|中野葉月さん(札幌)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.12|イトウワカナさん(大阪)

          初めて三瓶竜大を認識したのは彼がまだ高校生のときだった。 当時のintroの稽古場に、彼は見学に来たのだ。 なぜウチの稽古場に来てしまったのかはよくわからない。 札幌はいい街だ。好きなことをせえ、誰も止めねえよ、と、誰もが好き勝手な創作を見守ってくれる。とてもありがたい。私もそうやって育った。 が、欲が湧く瞬間がくる。もっといい作品をつくりたい、もっと色んな事を言われたい、もっと色んなひとと出会いたい、もっと、もっと。 かつて私もそうだった。餓鬼だ。まぁ、ビュウーと先輩風

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.12|イトウワカナさん(大阪)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.11|スキンヘッドカメラ岡本さん(札幌)

          さとちゃんに初めて会ったのは5年ほど前のこと。 (さとうともこさんを普段の呼び名で呼ばせてもらいます) 第一印象は、ちいさい人だな。 しかし演技を見せてもらい、舞台ではこんなに存在感が大きくなるのかと驚いたのを覚えています。 その彼女が所属する【ポケット企画】 「ポケットに入れて持ち運べるお芝居」というテーマは、めちゃくちゃいいって思います。 お芝居をポケットに入れて持って行って、お芝居が終わった後には、いろんなものをポケットに入れて帰ってくるんでしょうね。 演者さんもお

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.11|スキンヘッドカメラ岡本さん(札幌)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.10|小林エレキさん(札幌)

          ポケット企画は札幌で貪欲に創作活動を続けている若き団体さんです。作品作りだけでなく日常から言葉や身体について試行錯誤を繰り返してメキメキ地力をつけています。 演劇に正面から立ち向かうストイックな人達だな私も見習わなきゃなと思いつつ毎晩ビールを飲んでしまいますごめんなさい。 そんな彼らの次の挑戦は大阪公演!しかも単独公演!すばらしいチャレンジです。彼らのことですから、大阪でやる意義のある作品を創りだすべくギリギリまで試行錯誤を繰り返すのでしょう。 yhs、のと☆えれき等で

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.10|小林エレキさん(札幌)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.09|立川佳吾さん(札幌)

          代表であり、作・演出の三瓶竜大さんはまだ学生だそうだ。 けれどそれは、嘘だと思っている。 個人ユニットから、将来を見据えた劇団へのシステムづくり・旅公演も含めた公演計画・外部講師を呼んでの表現力の向上・コロナ禍での他の学生劇団とのネットワーク作り・札幌では老舗の劇団のメンバーとして演劇を学び続ける姿勢。 新しいことを取り入れようとする貪欲さを持ちながら、計画的だ。 そして、これらを全てやっているメンバーがすごい。 貪欲で、進化をし続ける、ポケット企画の新作「おきて」 大

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.09|立川佳吾さん(札幌)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.08|加藤智之さん(大阪)

          演劇へのまっすぐな愛 三瓶くんはそれをもってる青年 初めて会った時印象は 「めちゃすごい若手札幌におるやん!」 約一年前に観た、あづき398との共同公演「ゆうむすぶ星」 キラキラなエネルギーがそこにありました 今年は三瓶くん率いるポケット企画が単独で大阪に来てくれる! どんな作品を、どんなエネルギーのカタチを連れてきてくれるのかとても楽しみです!

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.08|加藤智之さん(大阪)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.07|たっちさん(札幌)

          三瓶くんの舞台は想像力をかき立てられる。 何度も開きたくなる絵本みたい。 どちらかというと絵が中心で、活字があったとしても”物語”というより”詩”に近いと思う。音楽でいうと「たま」「大橋トリオ」かな。 明らかにオーロラのようなものがフワァ〜って放出されてる感じ。どこかにメッセージや芯のようなものはあるんだけど、それが見えそうで見えないのがまた良い。たとえ見えなかったとしても良い。それが違う形で、将来自分を形成する何かに変わったり、困難にぶつかったときに「あぁ、こういうことだっ

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.07|たっちさん(札幌)

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.06|赤坂嘉謙さん(札幌)

          彼等はいつもポケットに演劇なんぞ物騒なものを入れて札幌の街をウロウロしております。なんとも厄介な若者達です。日頃いつ襲われるかワクワクしている次第です。 昨年3月、大阪「アカルスタジオ」にて札幌の演劇ユニットあづき398との共同公演を行い、私もエンタメトレーナーとして参加させて頂きました。公演に対する熱意、公演開催への奮闘を目の当たりにして、今後への期待が膨らんだことを思い出します。 そんな彼等が大阪「ウイングフィールド」の舞台に単独で立つ事になりました。今現在の視点、ス

          #ポケットおきて 応援メッセージVol.06|赤坂嘉謙さん(札幌)