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お施餓鬼って何?

今日は実家のお施餓鬼だった。

お寺の本堂で行われる行事、5人の御坊様の読経はなかなか聞き応えがある。
所作もそれぞれの人の個性があって、でも時々同じ人間らしいとこもあって、ふふ。

お経の意味は、ほとんどわからない。
母に「そも子ー、そも子ー」って名前みたいよとか、「おめれとう、おめれとう」だってーとか、そんな不謹慎なこと言ってたことを思い出す。
母も、ほんとそうだねって言ってた😅

というわけで、今日は亡くなった母のお施餓鬼。
長年、母に任せっきりだったので、いざ自分達でとなるとわからないことだらけだ。
かと言ってやめることはできないので、風習どおりにやる。

そこんとこは兄の役目で、私は参列してお米と水を施す。

お施餓鬼の意味がわからないので、最初の年に調べて初めて理解できた。

餓鬼になった霊や無縁仏が、飢えや渇きに苦しまないよう米や水を施す。そういう供養なのだと。
読んで字の如くだ。
そして施した者も徳を積むのだと言う。

こういう行事があることで、私も行くことができるし、今日は久しぶりに兄と二人でくだらない話で盛り上がることもできた。

京都にある大きなお寺も立派だけれど、こんな田舎の季節の風物詩もなかなかいいものだ。

信仰は…?となると怪しいものなのだけれど。

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世話をしなくても毎年実る実家のブルーベリー。
母が摘んで私がジャムにしたっけ。

今日の初生りは、義母に届けた。
というか、要らないと思って確認すると、意外なことに食べたいと言うので驚いた。
目に効くブルーベリー、これで白内障が治ったらいいんだけどね。

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