『書く仕事がしたい』を読んで
さとゆみさんこと、佐藤友美さんの著書『書く仕事がしたい』を読んだ。
「仕事がしたい」からではなく、書く仕事とはどんなものか知りたかったからという方が合ってるかも。
前半はライターとしてのお話。
読みながら、私はライターになりたいのではないことを再確認。
その一方で、「相場感」という言葉に、さすがプロだなと感じる。
以前、知合いの編集者から、
読まれるものを書くのがプロで、書きたいものを書くのは素人
と言われたことを思い出した。
そのとき私は後者の方。
後半、コラムとエッセイのところは、目を皿にして読んだ。
市バスにゆられながら、老眼も何のその。
「視点」と「視座」の大切さがわかった。
わかったけれど、できるかどうかはわからない。
今までも、自分にしか書けないものを、自分らしい切り口で、と思っていたが、それがなかなか難しいのだ。
「AだからB」「AなのにB」については、意識して書いてみようと思う。
やはり私は、共感してもらったり、読んだ人に喜んでもらいたいということが根本にあって、書くことが好きなんだと実感することができた。
来週、某経済紙にコラムが掲載される。
「どなたか執筆していただけませんか?」と言われたとき、
ネタを考えるより先に、「やります!」と手を挙げた。
書くことが好きなんだから、何とかなる!
そこのところは、さとゆみスピリットと重なるのではないだろうか。
さとゆみさん、私もがんばります!
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