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そうだったのか。

今日の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』。

最終週とはいえまだ火曜日に、あの感動。

休暇を取った夫と一緒に見てしまい、もうお互い嗚咽を抑えきれず泣いた。

そうだったのか。

小説でもドラマでも、真実がわかる瞬間が感動を呼ぶ。
そして、そのシチュエーションが更に増幅させる。

カムカムを見てきた人は、今朝全員泣いたと思う。

話は変わるが、義母の話を聞いて納得したことがあった。
義父はドラマや映画、小説などを一切見ない人だったという。
その理由が驚きで、「人の作ったものだから」。

それでいて、スポーツも見ないし本も読まなかったようだ。

義父があまりに人の気持ちがわからない人なので、サイコパスかもしれないと思ったことがあった。
でも、そういう器用さみたいなものもなく、不思議に思っていた。

人の気持ちを大切にしないから物語がバカバカしく思えるのか、物語を見ないから人の気持ちがわからないのか。
義父の親子関係もあるのかなとか、交流分析などの観点から観察したこともあったが、専門家ではないのでわからないまま終わった。

義父の手続きで出かける夫は、まだティッシュで鼻を押さえている。

玄関から出るのを見送りながら、
「もしかしてさ、親と別れるとき以上に泣いてるよね」と私。

涙でカピカピする頬のまま、大笑いしながら夫を送り出しした。

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昨秋植えておいたチューリップ。
富山の取引先の方、ありがとうございます。
こんな立派に咲きました。

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