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『虎に翼』⑭心に残った台詞メモ

昨日の101回で、山田轟事務所を訪ねた寅子によねさんの言った
「こいつが私のところに来る時は、たいてい自分の話を聞いて欲しいときだ」
よねさんは素っ気ない言い方をしているけれど、そういう関係がいい。

寅ちゃんも、自分の考えを誰かに話すことで整理しているんだと伝わってくる。

そして今日は、轟に対して配慮が足りなかったことを詫びる寅ちゃんに、轟が言った
「人間なんて、そんなもんだ。
過ぎてからわかることばかりだ」

こういうことって、誰にも経験あるんじゃないだろうか。

さらに轟の
「山田が俺に『私の前では強がらなくていい』と言ってくれたからだ。
山田と話せていなかったから、ひとり答えも出せずに心が壊れていたかもしれない」

そう思えるバディがいるって、いいなぁ。
よねさんのふと見せる表情が、またいいのだ。

「時雄さんに思いを告げて、同じ気持ちでいてくれると知ったときは、俺の全てを受け止めてもらえた気がした」

同性であろうが異性であろうが、そういうパートナーに出会えてよかった、轟さん。
よねさんの思いは…、と気になるけれど。

轟の抱えるものは根本から解決したわけではなく、それは今も変わらない。

そして…、百合さん。

航一に、佐田姓を名乗ることは認められませんとずばり言う。
そりゃあ百合さんの立場だから…。
それをはっきり言うところが、余貴美子さんをキャスティングした理由かな。

さて、どうなる?


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