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インドのお菓子

仕事が終わらないまま、お昼を食べ損なった。

とりあえず何かお腹に入れようと思いついたのが、インドのお菓子だ。
先日一時帰国から戻ったインド人の同僚が、お土産に持ってきてくれたものだ。

3種類ある。

ひとつは、見た目が「ういろう」か「ようかん」のようなもの。
材料を尋ねると、米粉とギーだと言う。
食べてみると確かに、餅というか団子の食感だ。
手がオイリーになるのは、ギーのせいだろう。
黒糖風味だ。

次のは、黄色い溶岩のようなシリアルバー?
色からして材料はとうもろこし?と思ったが、違った。
郷土のお菓子というそれは「ちんすこう」みたいな味で、材料と名前は忘れた。

そして3つめは、緑色の石鹸のような塊で、ところどころ白い粒が見える。
これはちょっと無理かも(ごめん)と躊躇していたら、ピスタチオのバーだという。
緑すぎじゃない?と聞いたら、着色料だねと言われて納得。

ひととおり食べた感想は…。

異国のものを食べるときの戸惑いはあるものの、これならまぁいける。
私より15歳ほど若く、主婦でもある彼女の選んだものだから、地元ではポピュラーなものなのだろう。

ただ問題は、どれも甘いこと。
かなり甘い。
あれほど甘くなければ、量的には3種類をお昼代わりにいけちゃったんだろうけど、1個で充分だ。
さらに、胸やけというか胃がじわーっと驚いてる感覚があり、早く帰って料亭赤だしの味噌汁が飲みたくなる。

でも、バングラデシュのスイーツに比べれば全然OKだ。
世界中に激辛料理があるのは知っていたけれど、激甘なお菓子があることを知ったのはあの時だった。
上品な見た目からは想像がつかないほど、強烈な甘さ。

それを思えば、インドのお菓子は優しい。
写真があれば簡単に伝わるんだけれど、今日は撮り忘れて残念。

インドと日本、おばさんレベルの国際交流は結構面白い。

以前見た『マダム・イン・ニューヨーク』、とてもいい映画だった。
インドの主婦がニューヨークに行くお話。
当時、娘の住むバンクーバーまで一人旅をし、心細い思いをした後だっただけに、心に沁みた。

インド人の同僚に話したけれど伝わらず、インド映画って絶対踊るよね〜みたいな話で終わった。
代わりに紹介してくれたインドのアクターは、すごいイケメンだった❤️

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