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聞いても慌てない

先週は、「え!それどういうこと?」「先生は知ってるの?」私はどうすれば…と気を揉むことが続いた。

ほんとにもう研究室のママを困らせないでと、文句も言いたくなるけど、起きたことはしょうがない💧

とりあえず落としどころは委ねたので、私は口を出すことなく見守るだけだ。

何かが起きた時、気が小さい私は「いかん!すぐ対応しなくちゃ!」と焦る。
まぁ仕事は迅速な対応が必要なんだけど、まず状況をつかんで、よく見極めることが必要だ。

わかっているのに、慌ててしまう。

今朝、家のことでちょっとしたトラブル?を発見したので、夫に言った。
水漏れ?
建築のことが多少わかる夫が、少し難しい顔をしている。
これから二人で出かける用事があるのに。

「調べないとわからない?」と気にしている私に、夫がぽろっと言った。

「聞いても慌てない」

夫が一瞬スゴい人に見えた。

先週仕事のトラブルを知った私、そしていま家の中で水漏れして土台が腐って家が倒れるかもしれないと不安になっている(←大袈裟)私には、金言だった。

大抵のことを右から左に受け流す、そういう夫にイラッとすることもあるけれど、今日ばかりは助けられた。

そして、構造的な説明で心配しなくていいこともわかった。
外から見たら、中年夫婦の何でもないやりとりなんだけれど。

夫は続けて「修羅場はいくつも乗り越えてきたからねー」と💦
長い間、そんな風にも見えなかったけどな。

「聞いても慌てない」
明日からその構えでいこうと思った。

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