見出し画像

余白こそ大切

『光る君へ』をもう一度見直した後だった。
NHK+が自動的に次の番組を再生する。

昨晩は『NHK短歌』だった。
矢部太郎さんをゲストに、俵万智さんが解説をしている。

何気なく見ていると、ハッとするコメントがあった。

「表現は引き算で」

おおお、忘れるところだった。
いや忘れていた、かも。

31文字という短歌の世界なら、引き算しかないことは想像できるが、それはエッセーでも言えることだ。

どれだけ書かないか、が大事だ。

原稿用紙に書く時は、自ずと文字数を意識する。
私の場合は、思いつくままダダーッと書いておいて、切ったり貼ったり削ったりする。

その中で最後に大切なのが、引き算なんだと、改めて思った。

書き尽くした文章を読んでいると、わかったわかった、あなたの言いたいことはよーくわかったという気持ちになる。

難しいことだけれど、行間を読ませるのがだいじなのだ。

偉そうに言っているけど、自分では気づかなかったりするから厄介だ。

もう一度、頭をクリーンにして、削ろう!

余白は読み手へのプレゼントだ。

書きたいことと、

おっといかん!書き尽くすのはやめておこうっと。

もしもあなたの心が動いたら、サポートいただけると嬉しいです。 書き手よし、読み手よし、noteよし、そんな三方よしのために使わせていただきます。