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信州蓼科の旅(3)滝/Cascadeと人気のせいろ蕎麦(旅で★深読み)

ホテルで夕食を頼まず、持参した食糧や酒類で宴会すれば、確かに食べ過ぎることはないけれど、間違いなく、吞み過ぎてしまいますね。自宅から持参した酒類に加えて、その土地で買ったローカルビールまで、吞まずにはいられない。
「たてしな自由農園」で買った朝採れのコーンを部屋キッチンの電子レンジで調理したのは、なかなかの正解でした。

旅の2日目は「ヘタゴルフ」。
高原とはいえ暑い中を2万歩歩き、結果が悲惨だったこともあり、心身ともに疲れ果て……この記憶は忘却の彼方に追いやりました。

そして、3日目は「蓼科大滝」まで散歩し、昼食は「みつ蔵」でせいろ蕎麦を食べることに。

日本語では《滝》と区別しませんが、英語では、
「Fall」「Cascade」は別物です。

「Fall」は高所から、ドドドド、と落ちてくる滝。

屋久島・千尋ちひろの滝

「Cascade」渓流などに落差の小さな滝が連続的にあるものです。どちらが好き?── といえば、豪快な「Fall」もいいですが、いくつもの「Cascade」を見ながら渓流をさかのぼって歩くのは楽しい。
「Cascade」型の《名滝》は、なんといっても三重県名張市の《赤目四十八滝》でしょう。「Cascade」ファンには、ぜひおススメです。
「蓼科大滝」は、どちらかといえば「Cascade」でしょうか ── 「大滝」以外の「滝」はかなり小さいけれど。

この日も日差しが厳しかったのですが、木蔭を歩くみちはすがすがしい。
面積的には大きくありませんが、杉の原生林もあります。

渓流までの道(「径」を使うべきか)は木陰の下
屋久島調の原生林

やがて渓流に行きあたると涼風が頬を撫でます。

渓流と丸木橋

そして、森の奥の「蓼科大滝」に辿りつく。

蓼科大滝

昼は蕎麦だ、それも「みつ蔵」でなければ、と隊長が言うので、いつも店外に待ち客がいる時間から大きくずらし、13時40分ぐらいに行って名前を書く。

コロナ前に来た時も30分ぐらい待ったけれど、この日はなんと1時間! 感染防止のためか、どうやら以前と比べてテーブルの数を減らしているようで、4組分しかない。

せいろ蕎麦と天ぷら盛り合わせを頼みましたが、やはり絶品でした。待った甲斐はありました。
せいろ蕎麦は2枚が1人前ですが、時間をずらして出してくれるので、「後半」も、茹でたて&冷やしたての蕎麦が賞味できます。

なにせ1時間も待ったので、出された蕎麦と天ぷらを写真撮る余裕なくお腹に収めてしまいました。
「絵無し」食レポで失礼しました。
「石臼挽手打そば みつ蔵」の紹介ページを以下に:

この日はやはり酒と肴持参で2軒目の宿に。
ここも《信州割》が利用できましたが、《茅野割》は、
「ウチではもうクーポンが無くなってしまいました」
とのこと。どうやら1軒の宿に配られる《茅野割》クーポンの数は決まっているようで、大手ホテルは早々に在庫切れになるようです。

このホテルは「蓼科大滝」のすぐ近くにあり、露天風呂から渓流を見下ろしながら湯船に浸かることができます。

風呂からあがったら、地元のスーパー「つるや」オリジナルの地ビール「信州高原ビール」をいただきました。

他の地ビールよりも安価でした。風呂上がりに美味い!

次は……

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