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【ライターの仕事】とびらを開く~親子の遊び場「てくてくプレーパーク」~

過去記事になりますが、河北新報夕刊(2022年12月19日付)に、取材記事を書きました。
毎週月曜日に掲載されている、宮城県内の市民団体・NPOの活動を紹介するコーナーです。

ーNPOの輪ー
私たちの周りでは、たくさんの市民団体・NPOが地域課題の解決などを目指して活動しています。「認定NPO法人杜の伝言板ゆるる」と「NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター」が交代で担当し、さまざまな団体の活動や地域課題について伝えていきます。

河北新報ONLINE

こどももおとなもみんなであそぼう!
てくてくプレーパーク

仙台市若林区にある伊在二丁目公園を会場に、2023年9月から毎月一回、「てくてくプレーパーク」がスタートしました。認定NPO法人「冒険あそび場―せんだい・みやぎネットワーク」と仙台市子育てふれあいプラザ若林(のびすく若林)が協力して実施しています。

「てくてく」と書かれた黄色い旗を目印に公園に集まってきた子どもたちは、パパやママと一緒に、落ち葉を踏みしめたり、どんぐりや木の実に触ってみたりと、初めて見るもの聴くものに興味津々。秋のにおいを感じながら「おそと」で遊ぶ楽しさを思う存分体感していました。

近年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、子どもたちを取り巻く環境は激変しました。外出自粛を余儀なくされ、児童館等の施設利用や子育てサロン等への参加も制限されてしまいました。地域コミュニティが、閉ざされてしまったことの危機感から、これまでにも増して安心安全な遊び場をつくることが求められています。

「てくてくプレーパーク」には、子どもたちがいきいきと遊ぶことができる環境づくりに配慮し、遊びを見守るプレーリーダーが常駐しています。
「このような状況だからこそ屋内での密を避け、リスクの低い屋外に遊び場をつくり、外遊びの大切さを伝える環境を整えています。はじめての出会いを楽しみ、個々のペースで自然にうごける時間と空間を大事にしています」とプレーリーダーの羽賀崇子さん。

また、孤立しがちな乳幼児親子の子育ての悩みや不安を解消できるように、若林区内の子育て支援団体と連携し、周辺地域の情報を提供するなど、だれもが気軽に相談できる場づくりにも気を配っています。

理事の髙橋和恵さんは「コロナ禍で大変な時だからこそ、子どもたちに遊びを取り戻していかなければならないと思っています」と話し、これからも、遊びの大切さと子育ての楽しさを発信していく活動が続きます。

▲羽賀崇子さん(左)と髙橋和恵さん(右)

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私の入稿原稿は、河北の担当記者が校正し、整理部で見出しや写真、キャプションを整えて掲載されています。新聞紙面掲載記事は、河北新報ONLINEからどうぞ。(見出しの付け方、ビフォーアフターが分かります・汗)

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(ウチソト編集室ライター葛西淳子)


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