今日も今日とて逃避行
死に迫った動物が無我夢中で生殖行動を取るように、わたしはキーボードを叩く。
誰に宛てるでもない駄文を、ひたすら空白に打ち込んでいく。
二束三文にもならない。評価もされない。そんなことは分かりきっている。
ただ凌ぎになればいい。このどうしようもない感情が、今続けている行為によって消化されて、明日、至って普通の朝を迎えられれば、それで。
休職4ヶ月目。どこにも進めない身体と心。再来年の目標がなんとなく定まったとはいえ、ただ「来る期日」までだらだらと時間を消費しているこの状況に嫌