訪れたとこをさらっと紹介②【2021/9/16来訪】チェスター
すっかり更新が遅くなってしまった…CHINSHA…
前回同様日帰りで訪れた場所をひっそりと紹介してみる。前回の記事はこちら。
ロンドンやエディンバラほど注目はされていないものの、ひっそりと注目されている町、チェスター。
小さいながらとてもかわいらしい町並みで、私が住んでいるところからも行きやすい場所にあるので、お写ん歩がてらふらっと行ってきた。
前日のうちに某言語交換アプリでチェスター在住の方が教えてくれた美味しいレストランをググったり、チェスター観光ブログに目を通したりとゆるーく下調べをし、いざチェスター。
訪れてみると本当に小さな町なので、日帰りお写ん歩にはちょうど良い。しかしただ写真を撮るだけなのももったいないので、一人でアフタヌーンティーなるものを嗜んできた。
KATIE'S TEA ROOMS
訪れたのはKATIE'S TEA ROOMSというなかなか評判のカフェ。せっかく紅茶の国にいることだしと渡英後はこうして時々アフタヌーンティを楽しんでいるのだが、ここはゴージャスさよりも親しみやすさが印象的な普段着のアフタヌーンティを楽しむことができた。ケーキは好きなものを選ばせてくれたので、ここはイギリスならではのものにしようと思いヴィクトリアスポンジケーキに。ケーキはほどよい甘さと自己主張しすぎないクリームとジャムが絶妙のハーモニーを奏でており、紅茶によく合う味であった。スコーンはなかなか中毒性の高いサクサク感が楽しめ、こちらもクロテッドクリームとの神がかり的な連携プレイが味わえた。
ほどなくして運ばれてきたアフタヌーンティに舌鼓を打っていたところ、少し離れた席に座っていた恐らく地元在住であろうお姉様がウェイターに『私も彼女と同じものを頼めばよかったわ!!だってあれは!サンドイッチもスコーンもあるじゃない!ケーキまで!とってもゴージャスよ!!あの女の子はそれを全部楽しめるのよ!』とハイテンションで話しかけていて、思わず私の隣のテーブルでイングリッシュブレックファーストを食べていた同じく地元民であろうお姉さんと一緒に爆笑した(´◉◞౪◟◉)エキサイトお姉さんはサンドイッチを食べたあと『これからジムにいってくるわ!じゃあね!ヌンティ楽しんで♡』と話しかけてくれたし、私と一緒に爆笑したイングリッシュブレックファーストお姉さんも帰るときに話しかけてくれたので、一期一会の美しさを噛みしめた。
神のご加護を確かに感じたチェスター大聖堂
素敵な一期一会の後、隣のアンティークショップをのぞいたり、城壁沿いをカメラ片手にひたすら歩き続けていたところ、突如トイレに行きたくなった。しかしここはイギリス。日本のように歩けばすぐにトイレに当たるわけではないのだ。これは在英邦人が渡英早々にぶち当たる障害の一つだと本気で思っている。
その日も薬局やショッピングモール等目についた場所には全て足を運び私達のサンクチュアリを追い求めたが、こんな時に限ってショッピングモールはトイレのあるスペース(デベンハム)が閉まっており、薬局もトイレが見つからず、半ば苛立ちながら薬局のドアを開けたら目の前にはチェスター大聖堂が。少々不純、いやどう考えても罰当たりな目的でそこに足を踏み入れた。ごめんなさい…私の膀胱は暴動寸前だったんです…
無事そこにトイレはあった。しかも改装されたようでとても綺麗。特定の宗教を信じていない癖に密かに神のご加護を感じながら用を済ませ、お礼を伝えようと大聖堂を見て、そっとトイレの感謝を述べた。
観光地ではないので見どころがたくさんあるとは言い難いが、ふらっと散歩をするにはちょうどいい町ではあった。