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リアルとオンライン、日常と非日常。コロナの時代に思うこと。

ヨガをオンラインでするなんて「論外」でした。
「対面だからいいんだよ、ヨガは」
なんてかっこつけていたなぁと思います、実践もせずに。。。

「PMS(生理前症候群)改善オンライン夜ヨガ」の体験クラスを始めて約1カ月。
ある方はレッスン中にご主人が帰宅。
ある方の後ろには画面越しにソファでお子様が熟睡している。
途中で隣の部屋で寝ていたお子様がぐずってしまい様子を見にいく方もいました。

そこに感じたのは「お客様の日常」です。

これまでは、ヨガを「非日常」で味わってもらいたいという想いが強く、
そこに価値を置いていた私。
さらに「家だと落ち着かずなかなかできない」という方が多かったので、自宅クラスやイベントクラスを開催することが私の役目なのだと思っていました。

でも、実際にオンラインで「日常の中にヨガが溶け込んでいる場面」を目の当たりにした時、これが本来目指すべきところなのかもしれないと、自分の意識が変化するのがわかりました。
ヨガをすることが特別なことではなく、
自宅で過ごす夜時間にヨガが自然と溶け込み、それがお客様にとって続けやすい環境であるのならものすごく有意義な時間になるはず。


リアルに対面してのレッスンは私が大切にしてきた軸でもあるので、捨てるつもりはありません。
同じ空間の中で、お互いの表情、声をダイレクトに感じながらのヨガの時間はとても特別なものです。

ただ、「ヨガに触れてもらい、そして続けていくことで得られる恩恵をたくさんの方に味わってもらいたい」
これが私の大きなひとつのミッションであるのなら、対面もオンラインも両方、それぞれに価値があるものだと実感中です。


プロ野球のシーズン、ホークス戦の中継が我が家で毎日流れています。
今シーズンはドームに行くのをためらっていますが、毎年家族でドームへ応援に行くのも楽しみのひとつです。
野球観戦もテレビを通してみれば「日常」のひとコマの中にある。
家事をしながら、
お風呂上りの子どもたちの髪を乾かしながら、
スマホを見ながら、
野球を見るのが日常。

ドームへ出かけて、あのひろーーい空間の中で応援するのは非日常。
選手なんて小さくて顔も見えないけど、選手も観客も同じ空間にいることを感じることができる場所。

両方、どちらでも野球の楽しさを味わえるのだから、それぞれに価値がある。
ヨガも同じだなぁと新たな気づき。
野球観戦のことなんて、当たり前すぎてこんなふうに考えたこともなかったけれど、実際にオンラインレッスンを体験してみてわかったこと。


そして・・・
どんなことも、経験していないうちから決めるのはもったいないことですね。
日々、チャレンジ。
できるだけ、経験してから物事の判断をしていきたいと思う今日この頃です。

▶インスタに「PMS改善ヨガ」の感想を載せています





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