ただひたすら話を聞くこと

人はおしゃべりな生き物だ。
みんな、自分のことを話したい。

人の相談に乗るとき、話を聞いていて、共感する場面がある。
そうすると、つい自分の経験や価値観を話してしまいそうになる。

ジャッジしたり、アドバイスしたりしたくなる。

めちゃくちゃしたくなる。

もし、ジャッジしたりアドバイスしたりしてしまうと、相談者は掴もうとしていた自分の答えを手放してしまうことになる。

相談者が明確に求めない限り、ジャッジやアドバイスは極力しない。

いや、めちゃくちゃしたいけど。

とにかく話を聞く。
その人が何をしたいのかを探す。その人の答えはどこにあるのか。求めているものは何か。

その人はどんな状態(気分・感情も)が一番良くて、自分の現在地はどこで、その状態に持っていくためにはどうしたら良いのだろうか。

我慢して我慢して相手が持っている答えを自分自身で出してもらう。

自分で自分の答えを出すのと、他人の答えを借りてくるのとではわけが違う。

答えはその人自身の中にある。

オレも、あなたも。