だるい・疲れを改善!疲労回復におすすめサプリメントの選び方とは
「疲労回復のためにサプリメントを使いたい…でも種類がありすぎてどれを買えば良いか分からない」
「どうしたら疲れづらい体になれる?いつも体がだるくて、やる気が出ない」
体の疲れが溜まり回復が追いつかないと、慢性的な疲労感を感じてしまい、日々の生活にも支障が出てきます。
しかし、どうしたら疲労回復ができるのか、またサプリメントを飲むとしたら何を飲めば良いか分からない方も多いでしょう。
そこでこの記事では、疲労の種類と疲労回復のメカニズムを解説します。
疲労回復のサプリメントを探している方、疲れを解消してスッキリしたい方は参考にしてください。
疲労の種類と疲労回復のメカニズム
疲労の種類と疲労回復のメカニズムを説明します。
疲労の種類
疲労のメカニズム
まず自分の疲れが何から来るものか、どういうメカニズムで回復するのかを知ることで、自分に合った疲労回復の方法が分かるでしょう。
1つずつ説明していきます。
疲労の種類
疲労の種類は2種類あります。
末梢疲労(まっしょうひろう)
中枢性疲労(ちゅうすうせいひろう)
末梢疲労は、運動をした時などに感じる肉体的な疲れを意味します。
例えば、ジムで運動をした後に感じる疲れは抹消疲労です。
一方、中枢性疲労は、脳が疲れを感じている状態を意味します。
普段しないような運動をしたり、1日中忙しく働いた時などに感じる疲れです。
主な原因は食生活の乱れや運動不足、ストレスや不規則な生活と言われています。
慢性的に疲れていて体が常にだるい場合は、中枢性疲労で脳自体が疲労している状態の可能性があります。
ご自身の生活を見直して、何が疲れの原因になっているか考えてみましょう。
疲労のメカニズム
疲労のメカニズムを解説します。
日本疲労学会のレポートによると、疲労は以下のメカニズムで起こります。
”まず人間は酸素を使って、エネルギー物質(アデノシン三リン酸:ATP)を作成、その際に副産物として活性酵素が生まれる仕組みです。
通常、この抗酸化物質は消去されるのですが、過度な運動や疲労でエネルギーを生み出すのに必要な状態が不足している場合は、抗酸化物質の消去が追いつかなくなります。
結果的に、消去されなかった活性酸素が細胞を傷つけてしまうのです。
傷ついた細胞はクエン酸を主なエネルギー源として修復を図りますが、修復が完了するまで疲労を感じるサインが発信され続け、脳が疲労を感じ続けます。”
つまり、疲労の原因は活性酸素を除去するスピードが追いつかないこと、またクエン酸等の不足で細胞修復が追いついていない状態です。
疲労回復におすすめのサプリの選び方
疲労回復におすすめのサプリの選び方を解説します。
疲労回復が期待できる栄養素が含まれている
エネルギー補給が期待できる栄養素が含まれている
サプリメントで疲労回復を目指したい方は、配合成分を参考にして、サプリを選んでみてください。
疲労回復に効果的な栄養素が含まれている
疲労回復が期待できるサプリの1つ目の選び方は、疲労回復に効果的な栄養素が含まれていることです。
疲労回復には様々な栄養素が必要となりますが、中でもビタミン群とクエン酸は疲労回復に必要不可欠な栄養素と言えます。
普段の食事では摂取が難しいため、サプリメントを使って効率的に摂取しましょう。
ビタミン群・ベータカロテンが含まれている
疲労回復に効果的な栄養素の1つ目は、ビタミン群・ベータカロテンが含まれていることです。
以下の栄養素が疲労回復に効果的です。
ビタミンC・E
ベータカロテン
ビタミン群、ベータカロテンを摂取することで、疲労が溜まりづらい体作りをサポートしてくれます。
食品に含まれるビタミンB1は体内に吸収されづらい性質を持っています。
サプリメントを飲むと、必要量を体内に効率よく取り込むことができるので、ビタミン類は特にサプリメントで摂取するのがおすすめです。
疲れをケアしたい時は、疲労回復に効果的なビタミン群が含まれているサプリメントを選びましょう。
クエン酸が含まれている
疲労回復に効果的な栄養素の2つ目は、クエン酸が含まれていることです。
疲労のメカニズムの部分で説明した通り、活性酸素によって傷づいた細胞の修復のエネルギーはクエン酸が重要となります。
クエン酸はレモン・グレープフルーツ、オレンジや梅干しなどに含まれており、普段から手軽に摂取することも可能です。
また、クエン酸と相互作用のあるビタミンも同時に摂取することで、より疲労回復の効果を高めてくれます。
マルチビタミンとクエン酸配合のサプリメントを併用するのが、疲労回復におすすめです。
エネルギー補給に効果的な栄養素が含まれている
疲労回復に効果があるサプリの2つ目の選び方はエネルギー補給に効果的な栄養素が含まれていることです。
エネルギー切れの方に効果的な栄養素は以下の通りです。
ビタミンB1
α-リポ酸
Lカルニチン
パントテン酸
上記の栄養素をサプリメントで効率的に摂取することで、エネルギー切れを起こしづらくなるので、疲労回復が早く、疲れづらい体になることをサポートしてくれます。
ハードな運動や仕事をすることが多く、身体的に疲れを感じている場合は、エネルギー補給に効果的な栄養素が含まれているサプリメントを使用しましょう。
疲れやすい人は漢方薬での体質改善もおすすめ
疲れやすい人は漢方薬での体質改善もおすすめです。
漢方薬は、その人の体質に合わせて処方され、”気・血・水”の3要素の巡りを良くしてくれます。
慢性的に疲れていたり、特に原因がないけど体がだるい、という場合は、この3つのバランスが崩れている可能性があるでしょう。
漢方薬では疲労回復はには、3種類の漢方薬が使われることが多いです。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
人参養栄湯(にんじんようえいとう)
元々虚弱な方や、胃腸の働きが落ちていて疲労感につながっている場合など、体質に合わせて処方されます。
長期的に漢方薬を服用する習慣をつけることで、緩やかに体質改善を行えるでしょう。
まとめ
この記事では、疲労回復のメカニズムや、おすすめのサプリメントを紹介しました。
サプリメントを選ぶ際は、エネルギー合成と疲労物質の除去に役立つ栄養素が含まれているものを選びましょう。
また、慢性的な疲れを感じている方は、漢方薬で体質改善をするのもおすすめです。
自身の疲れの原因や悩みに合わせて、サプリメントや漢方薬で疲労を回復しましょう。