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ギャップイヤーから自分のキャリアを深掘りする

現在新型コロナウイルスによって大学のキャンパスへ行けない大学生も珍しくありません。アメリカでは今、オンライン授業を受けざるを得なくなった大学生の多くが“ギャップイヤー”を活用しています。ギャップイヤーはどんな制度なのでしょうか? その選択肢について考えてみます。

そもそもギャップイヤーって何?

ギャップイヤーとは「空白期間」のことを意味する言葉です。自分の時間に余裕のある大学生の間に、普段の大学生活や社会人生活で体験できないことに挑戦する期間のこと。ギャップイヤーとは、この「挑戦期間」を指しているのです。
アメリカでは高校を卒業した後に大学入学を一年延期したり大学を休学したりして、ギャップイヤーを取得する学生が増えています。そして彼らはスキルの向上や経験を積むことを目的として、在宅でインターンシップに参加しているのです。
その理由の一つは、アメリカの学費が日本よりも非常に高額だから。真剣に学ぶ気持ちのある学生にとって、コロナの影響下でのオンライン授業は、オフライン授業よりも学びが少ないと不満を感じているのです。そこでこの期間をより有効的に活用するため、休学しギャップイヤーを選んでいるのです。

<参考>
「ギャップイヤー就職」という新たな選択肢。コロナで増える休学を選ぶ学生、奪い合うスタートアップ

なぜギャップイヤーが必要なのか

アメリカや欧米の学生は、ギャップイヤー期間に何を行っているのでしょうか? 語学留学やボランティア活動、ワーキングホリデーや、企業での3ヶ月以上の長期インターンシップへの参加が一般的です。
そしてこのギャップイヤーの大目標は、自分のキャリアを深掘りするというもの。学校で得た知識ではなく、実際に経験することで大きな学びを得ることにあります。自分の本当にやりたい仕事・生きがいについて、実体験から気付きを得ることができるのです。
実際に、ギャップイヤーを経験した人は、社会に出てから自分の仕事に満足する可能性が高いというデータもあります。

<参考>
Gap Year Association National Alumni Survey

ギャップイヤーのリスクとは

続きはNOZOKIMIで…


イラスト/なま水


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