思考は現実化していたのにスルーしてことに気づいた

思考は現実化する

ナポレオン・ヒルの有名な自己啓発本のタイトル。
私はまだ読んでいないのですが、
コーチングの先生がいつも口にする言葉であり、
コーチングを学ぶ私にとっても、
心に響く言葉だ。

先日、聞いていた
コーチングの先生のポッドキャストで、
「願っていた思考がせっかく現実化していたのに、現実化していることが
知らないうちに起きていて、
日常になってしまうと、今度はそれに対する不満がでてくることに気づいた」みたことを話していた。

彼女に起きたその話、
私にも
まったく同じことが起きていたことに気づいた。

いやいや期の娘に、イライラしてしまう。。。
娘が熱を出して、会社を休み、
思うように仕事が進まないことにモヤモヤ、、、
職場に申し訳ないなあとかモヤモヤ。。。
娘が遅くまで寝ずに、自分の時間が取れず、
自分の時間が欲しいと願う。
育児と家事に疲れ果てて、ぐったり、、、
疲れた、もっと寝たい。

もちろん、
子育てでは、それ以上にポジティブで
素晴らしい瞬間だらけなのに、
今の生活に不満が出てくる。
それが私の日常だ。

私たち夫婦は不妊治療をして子供を授かった。
子供、しいて言えば女の子がずっとほしかった。
そして、子育てをしながらイキイキ働きたかった。
平日はしっかり仕事をして、
家庭と仕事のバランス取り、
週末や長期休みは家族で楽しい時間を過ごす。
そんなことに憧れ、願っていた。

恵まれたことに、やがてその願いは叶い、
元気で可愛い娘が生まれた。
私も仕事もしながら子育てをしている。
家族で旅行もお出かけもたくさんしている。

あの時の願い、
全てが叶っていたのだ。
思考は現実化していたのだ！

それなのに、
願っていたことが現実になり、
叶ったことが日常になってしまうと、
今度は文句や不満がでてくる。

いやいや、何言ってるの、って感じ。
ちゃんと気づかなくちゃ。

でも、なんとなく日々を過ごしていると、
忙しく、無意識中心に過ごしていると、
今に集中して生きないと
それに気づかないのだ。

叶ったこの今の幸せと
豊かな時間を噛み締めて感謝する。
ここまで頑張ってきた自分を労う、
自分の努力を認める、
そんな積み重ねが次の一歩につながるのだろう。

考えてみたら
叶っていたことは他にもたくさんある。
小さいことでもそれらに気づいて、
それを再認識し、感謝する。

イマココ、
そして、あるものに目を向ける。
しっかり、体現していきたい。

娘よ、
夫よ、
みんな、
ありがとう！