日本語版Wordle「ことのはたんご」指南書・感想

はじめに

　本投稿では単語推理ゲームである「ことのはたんご」に関する指南書と作製後の感想を記述しています。開発者という立場ですが、私も明確な正解を知らないため、こんな解き方もあるのかぐらいの感じで見ていって下さい。

　「ことのはたんご」をしらない方はこちらもしくはAUTOMATON様の記事から確認して下さい。

ことのはたんご | 単語推理ゲーム

作製後感想

　本作品は当初は「Wordleは英単語思いつくのが難しいから日本語なら母語だから簡単だろ」という思いから作製しました。それが蓋を開けてみたらびっくり本家Wordleより圧倒的に難しくなっていました。

　個人的にはこの難易度の高さもそれはそれで面白いのですが、もうちょいサクサク溶けた方が面白いかなとは思います。そのため「４文字にすれば良かったかなぁ」などと多少後悔しています。まあ本家リスペクトということで仕方ないってことで……

単語の選出が良くない

　そもそも日本語において一文字違うだけの単語が大量にあるため、難易度が上がってはいると思います。それでも当てやすい単語はあるのではとは思います。

（2022/03/31追記）　
　現在では作者がある程度先の単語に関して確認を行い、変な単語に関してフィルタリングを行っています（月に1つ程度はあまり一般的ではない単語も混じっているとは思いますが）

ラスト１文字運だけガチャ糞ゲー

　まずはこちらをご覧下さい。

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　ことのはたんごにおいて頻出される回答の絵文字です。ラスト１文字がなかなか埋まらず結局最後まで違うパターンです。運だけ糞ゲーです。

　このローラー戦法でラスト１文字を当てに行くのもよく分かりますし、実際私もやっていましたが、あまり得策ではありません。日本語には計81文字存在しており、仮に前半で20文字使っていたとしても残り60文字は埋まる可能性があるわけです。最初に思いついた言葉が回答である可能性は低く、なんだかんだ沢山回答の候補が残っています。

抽出戦法

　そこで利用するのが抽出戦法です。こちらの戦法を用いると絵文字は以下の様になります。

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　４行目にて４文字が確定した時点でそのままその４文字を利用した単語を入力するのではなく、そこに入りそうな文字かつまだ使っていない文字を利用して別の単語を作り上げます。このように入力するとローラー戦法を用いるより５倍の効率で文字を探すことができるため、比較的正解しやすいです。

　もちろんこの戦法を用いても該当する単語数が多くて絞りきれず、結局運ゲーになる糞ゲーでもあるのですが……
　結局そんなの考えるのめんどくさいのでなんだかんだローラー戦法になるのも仕方ないと思います。

つよいもじ

　強い文字のチートシートです。自分の実力のみで解きたい人はここから先は見ないで下さい。
　※元となる単語名にカタカナが使われている場合二重で数えているため正確な数値とは異なります。
　※たんご辞書更新前のデータなのであまり正確ではありません。

表：文字出現回数

まとめ

　このような感じで真面目に取り組めば恐らく勝率90%ぐらいは行けるのではないかと思います。ぜひ皆さんもいろいろ試しながら挑戦してみて下さい。正直「ヲ」の単語とか出されても当てられない気がする……

その他note

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