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Amazonプライムビデオお薦め 37 『2001年宇宙の旅』

本日お薦めする映画はこちら。スタンリー・キューブリック監督の名作にして迷作(訳が分からないという意味で)『2001年宇宙の旅」です。

実は、一昨日(2021年7月22日)にDommuneで行われた、Twitchを使ってのウォッチパーティーでこの映画を数年ぶりに見ました。(https://www.dommune.com/streamings/2021/072201/)

映画評論家の町山智浩さんの解説付きです。おかげで長年の謎が全て解けました。こういう企画を無料でやるとは、、、。Dommune恐るべしですし、この御恩はいずれ寄付などでお返ししたいです。さらに、この模様はその後、 podcastでアップされるとのことですので、今回一緒に見られなかった皆さんも、そのPodcastを聞きながら『2001年宇宙の旅』を見ると、追体験することができます。

もちろんその謎解きは、聞いてのお楽しみということでここでは書きませんが、このような「分からない」ものを堂々と提示し、それが「名作」となってしまうのがキューブリックの凄いところですし、それを分からないながらも「名作」としてしまうだけの力がここにはあります。主にそれは「絵力」なのだと思いますが、編成や構成の力、つまり監督の力量がもちろんそこには反映されています(えっ、その順番を入れ替えたの?、それをカットしたの?という裏話が町山さんの解説から聞くことができます)。しかし、監督はもちろんですが、それを分からないながらも「名作」として評価できる我々観客もスゴイです。映画の魅力は分かるか分からないかじゃない、こちらの予想や想定を超えるか超えないかというところにある、ということを先人も、そして今の時代の我々も、分かっているということです。近年で言えばエヴァの序、破、Q、そして『シン・エヴァ』という一連の流れがそれに相当するでしょうか。

ということで、この映画、確かに町山さんの話を聞けば、「なるほど」、と思います。しかし同時にそのような理解は必要がない映画でもあります。とにかく、その圧倒的な「力」に押し潰されること、それこそが映画体験です。そして映画を見た後で、それを語りたくなる、話し合いたくなる衝動、それがあるかどうかがその映画を名作とするか駄作とするかの分かれ目と言えるでしょう。Twitchの「ウォッチパーティー」機能はそのような衝動を掬ってくれるものと言えます。

Amazon Primeメンバーであれば、Twithのアカウントは無料で作れます。是非アカウントを作ってみてください。宣伝っぽくなりますが、私もTwitchで活動していますので、サブスクライズしていただければ幸いです。Amazon Primeメンバーは無料でサブスクライズできます。

ということで、この作品、未見の方はまず一度何も情報を入れない段階で見てみること、そして既に何度か見たことのある方は、改めて町山さんの解説付きで見るのがお薦めです!。

是非、ご覧ください!



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