経営者になろうと思ったきっかけ


今回は、少し前のお話を


そもそも経営者をやろうと思ったところからです。

もともと高校生くらいから起業しようと考えていて、高校生からビジネス書や自己啓発書を読んだりしていました。大学になってから、正社員になったらなかなか経験できない仕事をバイトとして選び、たくさんの経験をつんできました。

就職の際も、

企業を選ぶ前提として、

将来起業するための修行の場としてベンチャー企業がいい、

そして首都圏がいい、

人数が多くない会社で、社長が近い会社がいいと、

その方が、全体も見渡せて、たくさんのことが吸収できる

経営を学ぶことができると思い、選びました。


就職したのは、横浜にある技術系ベンチャー企業でした。

入社したとき20人くらいでした。

そこでセールスエンジニアとして、約6年間お世話になりました。

そろそろ独立しようかと考えていた時、父が倒れたと連絡がありました。脳梗塞でした。

10年くらい健康診断に行かない父で、会うたびに言っていましたが、なかなか行かなかった。結果、倒れ、色々ありましたが、一命を取り止めました。
ただ、言葉が喋れなくなり、右半分も麻痺が残り、介護が必要な状態になりました。

その時、集中治療室にいる父をみて、仙台に帰ってきて、仕事をすることを決意しました。

このときは何も迷わず、すぐに決めれたことを覚えています。

なぜ、そう思えたかというと、

自然とその時思ったのは、今の自分があるのは、

まず両親のおかげであること

そして、父の仕事を介して、お客様や取引先の方々のおかげでもある

と思いました。

当時、父は、一人で会社をやっていたので、

潰すか、継ぐかの2択でしたが、

上記のことを思い、継ぐ決断をしました。

そこから、一人で、やったことのない仕事を覚え、

会社を立て直していくことになります。


私の経営者としての一歩は、

感謝と恩返しから、きているかなと思います。

自分がこれをやりたいというよりは

(起業したい、経営者になりたいはありましたが)

今までのことや周りの環境のおかげで今がある。

それは自分だけの力ではなく、周りに支えられ、育ててもらった想いがあるからかなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?