歌の物語#10: 「倖(しあわせ)になれるでしょうか」

今回は、山口百恵さんの「湖の決心」の中の歌詞「倖になれるでしょうか」について考えてみたいと思います。

まず最初に、この「倖」の漢字の意味と「幸」の違いが気になります。

なんということでしょう。

この「倖」実は、通常音「コウ(カウ)」と読み、訓読みで「さいわい」で意味は

思いがけない幸い。こぼれざいわい。

だったのですね。

つまるところ、歌詞で「幸」ではなく「倖(漢字的に人が寄り添い幸せ)」を使っているのは意味深ということですね。

それはさておき、この「倖になれるでしょうか」は受け身すぎる気がするのです。

「倖になれる」ではなく「倖になる」ものではないでしょうか?

「昭和」の時代はそれでもよかったかもしれませんが「令和」ではもっと能動的に行く必要があると思います。

どうでしょう、みなさん?

よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートはライター活動(取材など)に生かし、皆様に記事として還元させて頂きます。